
インターネットに依存している現代社会において
スマホを1日触らずにいられる人がどれくらいいるだろうか?
今当たり前に使っているデバイスを取り上げられると
不安で仕方が無くなるという人は思っている以上に多くて、それは年々増えている。
世の中なんでもほどほどが良くて、やりすぎは様々な形で弊害をもたらす事が分かっている。
ベジタリアンでも野菜だけしか食べない生活をしていると身体に負担がかかるし
運動もやりすぎると逆に体調を崩してしまったりする。
それと同じようにインターネットを利用して様々なツールを使用できるパソコンやスマホも
やりすぎてしまわないように、そういったデバイスを使わない時間を作った方が良いのだ。
また、そうした時間を作らないとどのような弊害がもたらされるのかと言うと
スマホを肩身離さずに持っている事で寝る前に1~2時間使用してしまって睡眠時間が削られてしまったり
仕事中にも関わらずインターネットで気になる事を検索して無駄に時間を費やしてしまうなど
情報が溢れている環境の中、それを簡単に手に入れられる事によって
本当に欲しい情報以外に気を取られて気付けば思った以上に時間が経過しているなど
生産性が悪くなる原因になっている。
その状況を少しでも改善する為に、スマホやパソコンを使わない時間を一日に数時間作ったり
一週間の中で一日だけインターネットを使わない日を作る事で
生産性が上がる習慣を意識的に取り戻さないといけない。
■刺激が強すぎるインターネットの環境
インターネットに触れない環境を自ら作る事は自分をコントロールする力を養うきっかけになる。
また、集中力を回復させたり高める効果が期待できる。
インターネットを使っている時は、一カ所に強く集中する時間が長くなるので脳がどんどん疲れてくる。
いろんな情報が次から次へと目の前に飛び込んでくるインターネットは刺激が強すぎて
人間の脳はそれを処理できるだけのスペックを持ち合わせていない。
現代社会において人類はインターネットによって情報処理をする能力をほとんど持っていかれている状態なのだ。
このような状態だからこそ、インターネットから離れる時間を作って集中力を回復させる
環境を作らなければならないと言われている。
■注意力が散漫になる原因
スマホを肩身離さず持っていると、誰かからメールが来たり
登録しているアプリからのお知らせ通知などが一日のうちに何度も来る。
それが来る度に何か作業をしている時でも一瞬そっちに意識を持っていかれてしまう為
集中している作業がその度に中断してしまう経験を多くの人がした事があると思う。
仕事をしている時、家で家事をしている時、友達と喋っている時
現代人は慢性的に注意がそがれる環境に身を置かれているのだ。
これによって集中力を発揮して取り組まななければならない重要な仕事を後回しにして
注意力をあまり発揮しなくてもいいどうでもいいような仕事を先に終わらせてしまう。
これによって、重要な仕事がどんどん溜まっていき最終的に手がつかなくなってしまう状況になる。
便利なツールの裏側にはこのようなデメリットがあり
日常の中で自分をコントロールして上手くスマホやインターネットと付き合っていく事で
能力を最大限発揮する事が出来るようになる為、自分の生活に合った工夫を見つけていく事が大切なのだ。