
毎日職場に行く為に電車を使う人は多いだろう。
朝や夕方のラッシュで満員になっている時なんかは人の多さに嫌気がさしてしまう。
それを毎週5日間経験する為サラリーマンはタフになっていく。
それでも、日々のストレスはどんどん溜まっていく。
仕事に追われる中、自分の時間をうまく作る事ができなかったり
上司に怒られたり、いろんなプレッシャーを抱えながら奮闘しているのだ。
■鏡に映った自分を見て
僕も沖縄で暮らしていた期間を除けば、毎日通勤ラッシュの時間帯の電車で会社まで通っていた。
時間に追われ、仕事に追われ、自分自身がすり減っていくような感覚の中
ふと電車に映る自分の姿が目に飛び込んできた。
自分が想像していた以上に疲れている表情をしていて、とても人に見せられる表情ではなかったのだ。
毎日こんな表情をしていたのだろうか。
いつも鏡で見ている自分は、鏡を見る事を意識して髪形を整えたり、女性だったらメイクしたりするので
ある程度マシな顔になっている。
でもその顔は偽りだったことに気が付いた。
普段自分がイメージしている顔で行動している訳ではなく、
電車に乗っている顔が本当の自分だったのだ。
■周りの反応を素直に受け入れる
自分自身が疲れている時というのは、周りにいる人もそれについて何気なく気にかけてくれている。
「疲れてる?「大丈夫?」そんな言葉をかけられている時点でひどい顔をしていると思う。
自分では「全然大丈夫だけど・・・」と思うのだが、周りの人は微妙な変化に気付いて声をかけてくれている。
そんな時は要注意で、自分が気付いていない部分で疲れている顔をしているのだろう。
疲れていないのになんで?と思う前に、その反応を素直に受け入れて意識しなければいけない。
また、自分の調子が良い時はよく見知らぬ人に声をかけられる事が多いように感じる。
それは、話しかけやすい表情やオーラを全く放っていて、
道に迷っていたる人も無意識のうちに声をかける人の表情や雰囲気を見て
この人なら快く道を教えてくれそうと判断して声をかけているので
月に何回も声をかけられるようになったら自分自身良い表情をしているのだろうと判断できる。
■普段から意識する事が大切
自分が思っている以上に自分のイメージしている顔や雰囲気と周りの人が感じている自分とは相違がある。
それを知っていれば、今どんな表情をしているんだろう?
話しかけやすいオーラを放っているだろうか?
など、意識する時間が必然的に増えるだろう。
毎日嫌な事ばかりでそんな部分にまで気を回すことができないと感じる人もいるかもしれないが
疲れている顔をしているよりは元気な顔の方が良い。
話しかけにくいオーラを放っているよりは、話しかけやすいオーラを放っている方が良い。
単純にどちらが魅力的な人だろうかと問いかけた時に誰もが後者を選ぶだろう。
その積み重ねが周りの評価に繋がり、より働きやすい環境や幸せな未来への一歩となる。
ほんの少しの意識が人生を変える事を知っていれば、今よりも楽しく過ごす事ができるかもしれない。