
時間とお金は切っても切り離せない関係になっていて
アルバイトとかは1時間いくらといった形で働いている時間をお金に換えている。
正社員になってくると無駄に時間を過ごしてサボっている時間があったとしても
月給いくらという月に貰える金額は決まっていて、時給という感覚はあまり無いかもしれない。
お金持ちの人だと時間をお金で買って自由な時間を手に入れる人もいる。
このように時間とお金は生きて仕事をしている限り必ず付きまとってくるものであり
人によって考え方や捉え方は様々。
独身でお金を自由に使える人と家族がいて守るべきものがある人など
その時の状況によっても選択や判断は同じ人であっても変わってくると思う。
じゃあ実際、時間とお金についてどんな考え方をした方が幸福度が上がるのか。
短期的な物の見方や長期的な物の見方によって、選択肢はどう違うのか。
ほとんどの人が時間とお金と密接に関わっているのにも関わらず
人生を通して真剣に考えている人は少ないように感じる。
今回は時間とお金の関係について掘り下げて考えていきたいと思う。
■時間給と月給の違い
時間給でお金の計算をしている人と月給でお金の計算をしている人とでは
幸福度はどちらが高いのかについて研究した結果
月給でお金の計算をしている人の方が幸福度が高い事が判明した。
なぜ、時間給で考えている人の方が幸福度が低いのかというと
時間を無駄に過ごした時に、その1時間を仕事に充てる事が出来たら
「その時間分稼ぐ事が出来たのに・・・」と考えてしまい、それがストレスになってしまって幸福度が下がるそうだ。
実際に働けば働いただけ稼ぐ事が出来て、人によってはいくら働いても同じ金額の月給換算の人と比べて
高収入になる可能性はあるのだが、「時間を無駄にした」という感覚を強く感じてしまう人だと
ストレスに感じてしまう場面は多いのかもしれない。
さらに、最近の日本の風潮として残業を削減して健全なライフスタイルを目指している社会となっている為
残業して残業代を稼ぐという昔の考え方から、いかに短い時間で成果を出せるかに特化している会社が増えた分
月給で安心したお金を稼ぎながら働く時間を短くするスタイルが主流となる。
AIの発達やすでにそうした考え方が先行している海外を見ても、今後10年以内には日本もその海外のような
考え方の会社がほとんどになるだろう。
資本主義、実力主義の社会は確実に生活水準を全体的に上げていくと共に
稼げる人、稼げない人は完全に分かれる厳しい社会になる事も予想される。
■長期的な投資をする
目の前のちょっとした幸せに目が眩んで無駄なお金を使ってしまう人と
目の前のちょっとした幸せにお金を使わずに、その分を自分の「経験」や「知識」に投資する人だと
後者の方が幸せになる確率がアップする。
具体的には毎日コンビニで無駄にジュースを買ってしまったり
家に帰ったらちゃんとご飯を食べれるのに、ちょっと小腹が空いたから買い食いしたりしてしまうと
おそらく月に数千円くらい費やしている人はたくさんいると思う。
別にそのお金を使わずにちょっと我慢すれば使う事の無かったお金というのは
実際に記録していくと意外と大きな金額になっているものだ。
そうしたお金を知識や経験に換えるだけで、生涯手に入れるお金がアップする可能性が高くなる。
有料のメルマガやお金を手に入れるノウハウ、人が知らない情報を
手に入れる事がこれからの時代は非常に重要であり
情報を知らないだけで損をしている人はたくさんいて、
情報を手に入れる方法や場所を知っているだけで武器になる時代。
フリーで働く人がアメリカでは30%を超えて、
これからさらに会社に所属するという考え方から自由に働く考え方へと移行していく。
大企業であっても合併や倒産といった事が起こる時代に
本当に「安全」「安定」を求めるのであれば、
会社に時間とお金を投資するのではなく、自分自身に時間とお金を費やして
どんな環境でも、どんな場所でも働ける状況を作っておく方が「安全」で「安心」なのではないだろうか。
家庭を持っていると、個人事業主で働いていこうと思ったら健康保険料や年金など支払う金額が多くなったり
年金もリタイアした後に貰える金額が減るなどの心配をされる方もたくさんいると思う。
会社に勤めて、社会保険の半分を会社が負担してくれたり
退職金がある事を目当てにしている人もいるだろう。
先が見えない時代であっても、大企業は潰れない、会社に勤めている方が安心、
そんな考え方に足元をすくわれてしまう前に少しずつでもいいから
自分自身で稼ぐ能力を身につける準備をしていて損は無いと思う。
何にお金を費やすか、何に時間を投資するかは個人の自由だが
今、本当に意味のあるお金や時間を使っているのかについて
自分に合ったスタイルを時代の流れを元に判断する事は真剣に考えなければならない。
コメント
Comments are closed.