
今の仕事をしていても新しい仕事を始める時も
まず最初に身の周りの環境を整える事は非常に重要になってくる。
身の周りの環境を整える事は、その仕事をする上で
不必要な物を排除していく作業であり
必要な物だけを残して最大限効率化を図ることをいう。
家族、友人、部下、同僚、上司の行動を見ていて
「あの人効率が悪いな」と感じる時が人生の中で一度はあったと思う。
たいていの人は作業効率が悪いと分かっていながらも
それを少しでも効率良くなる為に改善することに労力をかけない。
基本的に人間はほんの少しの変化も嫌う習性がある為
ほんの少しの非効率であれば受け入れてしまう生き物なのだ。
それが日常的に頻繁に起こりうる作業なのであれば
年間で膨大な時間を無駄にしていると言える。
今回はその膨大な時間を無駄にしない為には
どのような部分に着目して身の周りの環境を整えなければ
ならないのかについて説明していきたいと思う。
■目に見える範囲の整理整頓
見える範囲の整理整頓とは、ただ単にキレイに見栄えよく
片付ければいいという事では無い。
デスクとイスの高さ、観葉植物の位置、ゴミ箱の場所
ペンの種類や文房具の予備分の準備など
仕事をする場所を徹底的に効率良く仕事が出来る配置にする。
少しでも居心地の悪さを感じたり
不便な箇所があればすぐに修正する癖をつけていると
無駄な労力が無くなり、最短の動作で作業を進める事が出来るようになる。
■パソコンやスマホのツールの整理
パソコンの起動時間やお気に入りを使いやすい位置に分けて配置したり
スマホのツールを使いやすい順番に置き換える作業はとても重要になる。
特にパソコンはデータが重くなってしまったり、様々な事が原因で
起動時間がかなり遅くなる事がある為、出来る限りデータを整理整頓して
すぐに起動できるように整えていた方が作業に取り掛かりやすくなる。
どこのファイルに何があるのか一目で分かるように
一つ一つを細かく整理していると
必要な過去のファイルを取り出そうとした時に探す時間を短縮できる。
スマホもよく使うツールを表に出したり
あまり使わないけど、たまに使うと便利なツールをまとめたり
ゲームアプリは頻繁に使えないように何回もタッチしないと
起動出来ないような場所に保存するなど
無駄な事に時間を使わない工夫をすると
効率的に必要な事にだけ時間を費やす事が出来る。
以上のような内容をみて、今のあなたの職場のデスク環境は
徹底的に無駄を排除出来ているか、もう一度見つめ直してみてほしい。
効率的に仕事をしようと思えば思うほど細かい部分に目がいくようになる。
今、少し不便だけど放置している事をたった一回改善してしまえば
その後は気持ち良く作業できてストレスの無い環境が待っている。
その改善は長い目で見た時にかけがえの「時間」という財産となって
あなたに返ってくる事は間違いない。