
新しい事を始めるタイミングは人それぞれだが
どんな年代の人であっても必ず挙がってくる言い訳の一つとして
「お金が無いから出来ない」という事を理由にする人が多い。
今お金持ちの人は最初からお金があったから
成功出来たのかというとそうではない。
最初は資金0から始めて成功した人達はたくさんいる。
じゃあ何もないところからスタートした人達はどのようにして
成功への階段を昇っていくことが出来たのか。
多くの成功者たちが共通して持っている
チャンスを掴む為の行動力や思考術について説明していきたいと思う。
■全てに疑問を持つ癖をつける
バリ島にいる日本人大富豪をご存知だろうか?
丸尾孝俊という人物はバリ島で不動産業を成功させて巨万の富を築いている。
だが、その彼も最初からお金を持っていた訳では無く
ほとんどお金が無い状態からのスタートだった。
大富豪になる最初のきっかけはコカ・コーラだった。
その当時、冷蔵庫が普及していなかったバリ島では
冷えたコーラではなく、ぬるいコーラが出てくるのが当たり前だった。
それを経験した丸尾本人は、それに対して怒ったり、何も考えなかった訳では無く
冷蔵庫のレンタルをしたら儲かるのではないか?と疑問を持ったのだ。
そして冷蔵庫のレンタル業をすぐに開始したところ瞬く間に売れていった。
ただ、そのレンタルでそれほど稼げた訳でなく
バリ島では貧しい人達も多かった為、冷蔵庫を貸したのはいいが支払が出来ない人も中にはいた。
その中の一人がお金が払えない代わりに土地を渡したことが
大きな成功を手に入れるきっかけとなった。
■チャンスを掴む嗅覚
当時都市開発が盛んだったバリ島では
そのたまたま貰った土地周辺の価値が急上昇し
たったの数カ月で75倍にまで跳ね上がり
もともと300万円の価値が2億以上の価値になったのだ。
2億手に入れた彼はそれだけでは終わらず
その2億を全て土地の購入へと当てて、さらに利益を増やしていった。
土地が値上がりを続けている時期だと言っても不動産投資には必ずリスクはある。
損をしてしまう危険があるのにも関わらず
このタイミングで行動出来た決断力が功を奏したのだ。
この話を聴いて、ただ単にラッキーな人だと思う人とそうでない人とでは大きな違いがある。
これは、身近な事に疑問を抱いたり、一般的な人であれば
2億円あれば散財してしまいそうな場面でも、さらにチャンスを掴む事が出来る嗅覚が優れていた
丸尾孝俊だからこそ成し得たサクセスストーリーなのだ。
自ら考えるだけでなく、考えた事を行動に移して
転がってきたチャンスを掴む準備を怠らなかった人達が成功者になれる。
これだけ飽和した世の中でチャンスなんか転がっているはずがない・・・
そんな考えは捨てるべきで、今この瞬間にもチャンスを掴んでいる人はたくさんいる。
お金が無いのであれば0の状態からどうしたらお金を生み出せるか。
それすら考えた事が無い人がほとんどだろう。
日常生活の中でアンテナを張り、常にいろんな事にチャレンジし続けることこそが
成功へ1歩でも近づく方法なのだ。