
絵を描く上で画力を上げる事は必要不可欠。
どんな画家であっても自分の頭の中に描いているイメージを
そのまま表現できる技術やスキルを身につけることはすごく大切だ。
今の自分に満足せずに
どうやったら思い通りの色を出すことができるんだろう
どうやったら光の表現の方法がうまくできるんだろう
どうやったら自分独自の絵を描くことができるんだろう
いろんな事を考えながら常に誰にも描けない自分だけの表現を追求していかないといけない。
その為には、いろんな筆を使ったり、絵の具を変えてみたり、指で描いてみたり
試行錯誤をした上でようやく身につける事ができるものだ。
誰かに教わる事も大切だが、一人だけの先生の描き方の真似をするのは危険で
結局その先生の真似だけで終わってしまう事の無いようにしないといけない。
芸術に正解など無いのだが、世界で評価されている画家の多くは
様々な描き方を独学で身につけた人が多い。
真似をしたとしてもいろんな画家の良い所を吸収して
それを自分独自の方法で表現していたりする。
そうやって何度も何度も描き方を変えていく中で到達できる世界だ。
また、それが評価されるとも限らない。
だが、評価されやすい環境を作る事は可能だ。
■想いを伝える場を作る
インターネットが普及する前は、自分の絵を評価してもらう方法として
地道に画廊を借りて個展を開催したり
大きなアート展で大賞をとるなど、肩書を得る他に方法が無かった。
本当に限られた少数の人達しか画家として生活する事は出来なかったのだ。
それは今も現状はそれほど変わっていなくて
日本で画家という職業が確立しているとはまだまだ言えない。
でもインターネットが普及して自分の絵を世界中の人たちに見てもらう事ができる場が一気に広がった。
これは画家としてはチャンスでしかない。
SNSによってツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ピンタレストなど
文字や画像によって不特定多数の人達に自分の作品を見てもらう場はたくさんある。
そこで、自分がどんな想いでその絵を描いているのか、
どんなメッセージを伝えたくて創作活動を続けているのか、
その想いに見てくれる人が共感してくれて初めてその画家のファンになる。
この環境を上手く活用する事ができれば、画家として成功する確率は一気に高くなるだろう。
■SNSの環境を上手く使える人は少ない
SNSは誰にでも使える分競争率も激しい。
世界中にユーザーがいる為、自分の投稿というのはすぐに埋もれてしまう。
その中で着実にファンを増やす環境を作る為には戦略を立てなければいけない。
芸能界でもそうだが、自分のキャラを設定して売り込んでいかないと売れる事が絶対に無いように
画家の世界でも、自分自身を設定しなければならない。
緻密に作り上げた世界観によってファンを増やしていけば
個展をしても人が集まるし、絵を販売しても売れやすくなる。
やみくもにSNSで販売しても買ってくれる人なんてほとんどいないにも関わらず
それをする人がたくさんいるのだ。
どんな会社でもそうだが、「売れる導線」を構築しないと物は売れない。
その方法については、少しずつ話していこうと思うが
SNSの特性をしっかりと把握した上で役割分担をし、
自分の絵の想いが伝わり魅力的に魅せる方法と言うのは存在する。
画家と起業家は似ている。
画家は個人事業主と一緒で自分自身を売り込む為に起業しているのと同じ環境だ。
起業家と同じように、少しでも成功の確率を高めていける方法を
今後もブログの中で少しずつ紹介していきたいと思う。
そして、芸術の世界で僕と共に働いていけるパートナーが増えていけば嬉しく思う。