
78対22の法則というユダヤの教えがある。
世の中のすべてがこの78対22の法則で成り立っていると言われていて
地球の海と陸地の比率は78:22
人間の身体の水分とその他の比率は78:22
その他にも様々な事に対してこの法則が当てはまるのだが
お金持ちじゃない人とお金持ちの人の比率も78:22だと言われていたり
世の中の22%の人達が全世界のお金の78%を稼いでいるであったり
お金に関してもこの法則が当てはめられる事がたくさんある。
じゃあお金持ちになりたいと思いビジネスを始めた時に
この法則から様々な商品や仕組みを構築していくと成功に近づくのではないだろうか。
今回はその法則を使って成功した人の実例や実際にビジネスを始める時に
どのようにして法則を使えばいいのかについて考えていきたいと思う。
■ユダヤの教えで成功した人達
今まで歴史上で成功を収めている人達の中にユダヤ人は数多く存在していて
レオナルド・ダヴィンチ、スティーブン・スティルバーグ、アインシュタイン、
グーグル創業者のラリー・ペイジ、リーバイス社創業者のリーバイ・ストラウス
共産主義を打ち立てたカール・マルクス、アンネの日記のアンネ・フランク
その他にも世界の億万長者のトップ400人のうち15%はユダヤ人であったり
ノーベル賞受賞者も2000年までの統計で20%ほどがユダヤ人だったとも言われている。
世界人口の0.2%しかいない数で、これだけ成功している民族は他に類を見ない。
ユダヤ人はタルムードというキリスト教で言う聖書のような教えがあり
それを幼い頃から勉強していて、そこに書かれている事を実践する事で
これだけの成功者が生まれているそうだ。
78対22の法則に関しても当然このタルムードの教えの一つとされている。
この事からも分かるようにユダヤ人は世界的に見ても優秀な民族である事によって
考え方や行動で人生は必ず良くなる可能性がある事を証明している。
頭が良いとか悪いとかで人生の良し悪しが決まるのではなくて
正しい法則や考え方を知っているか知らないかが重要だという事だ。
■マクドナルド創始者である藤田田も78:22を使っていた
誰もが知っているマクドナルドもこの78:22を使って発展した。
この法則を知っていたマクドナルド創始者である藤田田は
1987年にサンキューセットという390円のセットの販売を始めた。
ちょうどこの時期に500円玉が普及し始めたタイミングでもあり
サンキューセットを500円玉で購入しておつりが110円なのだが
この390円と110円の比率が78:22となり
意図してこの金額を藤田田は使用したらしい。
サンキュウセットという名前も親しみやすく
その時の流行語大賞にも選ばれた事もあり、
一気にマクドナルドを発展させる事に成功したのだ。
■ビジネスに取り入れる
この法則はビジネスでも使いやすく、商品の金額や形に使用したり
他にもホームページを作成する時の比率にも使う事ができる。
また、仕事ばかりしていて休みなく働く人もいるが
人間適度に休まないと最高のパフォーマンスは発揮できないもの。
1時間のうち78%は仕事に集中して、残りの22%は休憩したり
楽な仕事と辛い仕事を78対22にしてもいい。
1年間365日のうち285日は働き、のこりの80日は必ず休日にするなど
脳と身体をベストに保つ基準としても使う事ができるだろう。
目標も100%達成しようと思っても、必ず完璧に出来る人はいなくて
78%成功すれば良しとするような感覚でいた方がストレスを溜めにくく
残りの22%は次の自分の成長へと繋げていくようにしよう。
このように様々な場所でこの法則を基準として使うようにすれば
より効果的な結果を生み出しやすくなるかもしれない。