
人はストレスを感じる事によって、いろんな形で身体に害を及ぼす。
その時の状況や環境、自分のせいじゃなくても外的要因によって
まったくストレスを感じずに過ごしている人はほとんどいないと思う。
どんな時でもストレスとうまく付き合っていかなければならない。
じゃあ実際にどんな状況の時にどんなダメージを身体や心に与えているのか
それを知るだけでも心をその方向に持っていかないようにコントロールする事ができる。
今回はそうしたストレスの種類についていくつか紹介していきたいと思う。
■お金に関するストレス
お金は人の性格を変えてしまうほど強力な力を持っている。
お金があり余っている人であっても、それを維持するのにストレスで悩んでしまう人がいるのだが
現実問題一番多い悩みだと「お金が足りない」と感じて
お金に縛られながら生活している人がほとんどではないだろうか。
実は「お金が足りない」と思ってストレスになっているこの状況はかなり問題で
お金が足りない事でストレスを感じてしまうとIQが大幅に下がってしまう事が分かっている。
IQが大幅に下がるという事は正常な考えや判断が出来なくなってしまうという事。
これによってお金が無い状況にも関わらず、無駄遣いや衝動買いが増えてしまったり
競馬やパチンコなどのギャンブルにおいても、負けてお金がなくなってくると
取り戻そうとしてさらにお金を追加して冷静な判断が出来ないまま勝負して負けてしまうという状態になる。
「お金が足りない感情」は「さらにお金が足りない環境」を引き寄せてしまうのだ。
■孤独に関するストレス
人は孤独感を感じると喫煙と同じくらい身体に害を及ぼすと言われている。
困った事や悩み事があると人に相談したりして孤独感を無くそうとするのだが
それが共感してくれる友人であればいいのだが、逆に拒絶されてしまうと
親しい友人でも自分の考えを理解してもらえないと思いさらに孤独感を感じてしまう可能性がある。
一概に悩みは人に相談すればいいという訳では無いのだ。
そんな時は人に話すよりも、誰もいない状況で声に出して言葉にしてみたり
紙に書き出す方法がストレス軽減には効果的だと言われている。
昔から人間は集団生活をしていく中で生き延びてきた生物であり
仲間外れになる=死を連想させるように遺伝子に組み込まれているのかもしれない。
自ら孤独感を感じてしまうような環境に陥ってしまう前に対処しなければ
そのストレスによって暴力的になったり、より人を拒絶してしまう性格へと変わってしまう可能性もあり
拒絶による孤独感は日常生活においてかなりの危険を引き寄せる原因となるだろう。
■ストレスとの付き合い方
こうしたストレスの種類を知っているだけで、自分の身を守る事に役立てる事が出来る。
お金に関しては足りない状況にならないに生活水準を抑えるミニマリストになったり
そもそも考え方を変えるだけでも冷静な判断が出来るようになる。
孤独により不安を抱えてしまう人は、その孤独感や不安感をプラスに肯定してあげる。
今の状況は次へのステップであり、マイナスな事を考えるよりもまずは受け入れるように心がけてみる。
健康を害する要因を事前に対処していく事は快適な生活を守る事にも繋がり
あらゆる場面でベストなパフォーマンスを発揮する基盤を作る事が出来る。
ストレス社会から身を守る為には、しっかりとストレスと向き合う事から始める事が大切なのだ。
コメント
Comments are closed.