
チャレンジ精神という言葉は最近あまり聞かなくなった気がする。
ゆとり教育になってからモンスターペアレントが現れて
一部の行き過ぎた暴力行為が発端となり
クレームを回避しようと日本の教育者達が子供たちに対して
全員が足並みを揃えて競わせる事をしなくなった為
日本人から競争心が失われつつあるように感じる。
「失敗してもいいから挑戦してやる」といったチャレンジ精神は
その競争心から生まれるものだと思う。
なにかに挑戦する事で多くのチャンスを手に入れるきっかけになる。
チャレンジ精神を持つと多くのチャンスに恵まれる法則について
今回は話していきたいと思う。
■チャレンジ精神を持つ=修行
なぜ、チャレンジ精神を持つことが少なくなったのかというと
先程説明した時代背景からも分かるように
なにかに挑戦する事は辛さを伴う行為だという事。
古い言葉で言うと「修行」をするという事だと思う。
誰でも辛い経験はしたくないし、順風満帆な人生を送りたいと思っている。
でも、辛い経験をしない人生は本当に良い人生なのだろうか?
辛い経験があるから、普段当たり前の事でも幸せに感じることが出来る。
チャレンジ精神は自発的に発せられる言葉だから
自ら辛い経験をする為の行動となる。
今の人生よりさらに良い人生を送りたいと願う事で修行する道を選ぶのだ。
■修行=自分と向き合う
修行するというと大層な言葉に聞こえるが
どんな分野の修行であっても最終的には自分自身との戦いになる。
今まで目を背けてきた自分自身の弱みに対して
真正面から向き合って克服しなければならない。
これは実際にしてみるとかなり辛くて
自分が人よりも劣っていると思っている部分を認める事となり
恥ずかしさや劣等感と言ったマイナスな感情とばかり対峙する。
それらと対峙して初めて人は謙虚さを覚える。
自分の気持ちと向き合う事で相手の気持ちに気付く事ができ
人としての器が大きくなるのだ。
■自分と向き合う=行動に移す
自分と向き合うという修行を終えたら
次に必ず行動に移さなくてはならない。
インプットをどれだけしてもアウトプットしなければ人は忘れてしまう。
自分の中に詰め込んだ知識や体験は
誰かの為に役立てる事で初めて自分自身の経験となり価値が生まれる。
辛い思いをすると実際に自分の心からの言葉で伝える事ができる。
上辺だけの言葉では絶対に人の心は動かせないが
心からの言葉は人の心に響かせることができるのだ。
そうして一人でも多くの人の役にたてる人間になるよう努力することが大切。
■行動に移す=チャンスを手にする
多くの人の役に立つと、自然とたくさんの人から声をかけてくれて
次から次へとチャンスが舞い込んでくる現象が起こる。
人は与えられるのを待っていても、誰からも声をかけてくれる事は無いが
こちらから与え続けると多くの人がそれに反応してくれるようになる。
チャンスを掴む事が出来れば人生の成功者になるのも夢ではない。
小さな事でもいいからなにか目標を決めてチャレンジ精神を持つことから始めてみる。
それが成功する為の一番の近道かもしれない。
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