
今の仕事を辞めたい。でも辞める決心がどうしてもつかない。
人によって状況は様々で、僕自身も転職を繰り返してきたから気持ちはすごく分かる。
仕事を辞めたいと思うという事は、プラスマイナスどちらの感情だったとしても
少なからず今の現状に満足できていないという事だ。
最終的には、自分のやりたい事が出来る方向に進むべきだと思うが
僕自身いろんな環境の中で転職をして、仕事を辞める経験をしてきたことをもとに
転職する事が良い方向に進むという事を今回伝えていきたいと思う。
■仕事には合う合わないがある
転職する理由で一番いけないと言われているのが、
マイナスな感情で転職したいと希望する事だと言われている。
「職場の上司が嫌いだから」「やりがいがないから」「お給料が低いから」
このどれもが、どの職場に行っても、どれかは当てはまる可能性が高い。
こうした理由からの転職であればおすすめはしないが
マイナスな感情の中でも、病気になるくらい心が病んでしまうのであれば辞める事をおすすめする。
人には合う合わない。向き不向きが存在する。
僕自身、一度だけ辛すぎて心が病んでしまった為に仕事を唐突に辞めた経験がある。
自分でいうのもあれだが、我慢強いタイプだと思っている。
たいていの事には耐えられるのだが、その時は耐えられなかった。
毎日、その会社に入った事を後悔したし、その道を選んだ自分を責めた。
結局自分自身を蝕んでいる環境を捨てる事で解放した。
あとから冷静になって考えてもその選択は間違っていなかったと思う。
病気になってしまうくらい合わない職場であれば、辞めてしまった方が人生楽しく生きる事ができる。
■やりたい事がある
よく聞く話だが、やりたい事があるけど今の職場を自分が辞めてしまうと
残された人たちが大変になってしまうから辞められないと行っている人がいる。
それは、会社の中で重要なポジションの担っていたり
自分しかしていない仕事をしていたり、少数で仕事をしていて代わりがいないといった場合が多い。
だが、そう言っているが実際に辞めてみると会社というのは3年後も存続していたりする。
その人が辞めると会社が潰れるわけではないのだ。
辞めた瞬間は恨まれたり、軽蔑されたり、仕事が回らなくなる事もあるかもしれないが
それはそういう環境のまま放置していた会社側の勝手な都合であって
辞める本人には関係ない。
自分の人生なのだから、そんな会社の都合に振り回されてはいけないのだ。
やりたい事があるのであれば、絶対にその方向に進んだ方が良い。
やらずに後から後悔する方がもったいない。
だってたった一度しかない時間を巻き戻すことはできないからだ。
それでうまくいかなかったとしても、死ぬわけじゃない。
次に生かしていけば、必ずいつかは成功する日が来る。
だったら周りの環境なんて気にせずに前だけ向いて進んだ方が良いに決まっている。
やりたい事があるんだったら、やる。この答えはすごくシンプルだ。
■家族がいるから辞められない
家族を養っていかなくてはいけないから、辞める決断ができない。
これは大きな問題だ。
実際に僕もこれに直面した。
起業した時は子供が2人いて、奥さんは働く事ができない状態。
収入が減ってしまうと家賃や日々の生活費、保険、全てに影響が出てくる。
不確定な未来は家族にとって不安でしかない。
だが、そんな状況でも僕は起業する事を決意した。
奥さんと話し合い、毎月必要最低限の収入を確保できる方法を何十回も話し合った。
そしてお互いが納得がいく形で起業する決断をする事ができた。
結論を言うと、どんな状況だったとしても
「やりたい事をやる為にやりたい事が出来る環境へ無理やり持っていく」
という事だ。
何も失うわけにはいかないのだから、何も失わない方法を知恵をしぼって一生懸命考える。
それぐらいの熱意が無いのであれば、そもそも「仕事を辞める」なんて言わない方が良い。
仕事を辞める事が、プラスの目的の為であれば人生は必ずプラスの方向に進むようになっている。
それがすぐに結果として現れなくても、今の環境を変えられない人に未来を変える事なんてできない。
逆に、心が病んでしまうくらいマイナスな状況でなければ、プラスの目的が無い人は仕事は辞めてはいけない。
シンプルな考え方であればあるほど、人間はうまくいくようになっている
やりたい事があるんだったら、やる。
出来ない状況だったとしたら、出来る状況に持っていく。
心が病んでしまう状況だったら、すぐ辞める。
たったこの3つの考え方に従って行動していくだけで良い。
年齢や環境は関係無い。
今の環境を変えて未来を変える。
それが、楽しく充実した人生につながると僕は信じている。