
営業力を高めたいと思っている人はたくさんいると思う。
仕事の場面だと売上や自分の評価に直結するし
プライベートでも自分の思い通りに物事が運んだ方がいいに決まっている。
営業力を高める方法はインターネットや本で調べれば
いろんな方法をすぐに検索して実践に繋げる事が出来るが
成果に結びつくかというとそうではない。
逆になかなか上手くいかないという人の方が多いのではないだろうか。
どんな会社でも営業マンは存在していて、その中でも
売れる営業マンと売れない営業マンの両極端に分かれていて
売れる営業マンは全体の2割いるかいないかで8割という大半の人達は売れない事に悩んでいる。
その違いは明確ではない為に売れない営業マンは日々悩みながら仕事をしているだろう。
そんな売れない営業マン達は多くの情報の中で目先にあるテクニックに頼ろうとする傾向があり
基本が大切な事に気付いていない・・・もしくは分かっているフリをしている。
営業マンとしてではなく、人としてのスキルを高めてからじゃないと物は売れないのだ。
今回はそんな売れない営業マン人達に役立つ当たり前の行動の重要性について話していきたいと思う。
■姿勢を良くする効果
姿勢を良くするとまず見た目の問題で、相手から見た時に自信があるように見えて説得力が上がる。
営業をする時に胸を張って姿勢よくしている方が力強く見えるし、自然と交渉が上手くなる。
また、姿勢を良くするだけで集中力が増して脳が活発に動くようになる。
アイデアを出しやすくなったり、継続して物事に取り組む事ができたり
眠気も感じにくくなるといった様々な効果が発揮されるのだ。
ただ姿勢を良くするだけで、基本的に仕事をするスイッチを入れる事が出来る。
自信が無かったり頼りなく見えるだけで営業成績には大きく影響を与える為
単純に姿勢と言っても侮ってはいけない。
■交渉する場所を変える
交渉力に自身が無い人は周りが騒がしい場所で交渉すると良いと言われている。
周りが騒がしいと説得力は下がってしまうのだが、同時に信憑性も下がる。
自分自身の交渉力の無さが周りの環境音によって相殺されて
普段よりも真意を読み取られない状態になる。
逆に交渉力があって、相手を説得できるスキルを持っている人は
周りが静かな場所で交渉する事をおすすめする。
■身振り手振り
身振り手振りが大きい人、オーバーリアクションの人は自信があるように見える。
動作を大きくするだけで相手に分かりやすく伝わり、交渉をする上で有利に話を進めやすくなる。
逆に動作が小さいかったり、小さくなくてもこじんまりとした動きの人は
最後の最後で説得力に欠けてしまい、上手くいかない事が多くなってしまう為
動作を大きくする事はあなたの印象を大きく変える力を持っている。
■目線
目が泳いでいたり、目線をすぐに相手から外してしまったり
まばたきの回数がやたらと多い人は自身が無いように見られてしまう傾向がある。
説明をしている時に相手の目をしっかりみて目線をそらさないだけで
相手は威圧感を感じると同時にあなたの自信も感じることようになる。
また、まばたきの回数が多い(1~2秒間に1回)場合は、不利な状況に追い込まれている証拠。
相手は無意識にそれを感じ取ってしまう。
だが、逆に相手のまばたきが多くなってきた場合は、相手が不利な状況(説得されそう)になっている為
このタイミングで勝負をかけると上手くいく可能性がアップする。
このような身振り手振り、目線、状況など基本的な部分にこだわって
当たり前の動作を人よりうまく出来るようになれば成約率は確実にアップする。これ以外にも喋り方や歩き方、笑顔なども意識的に理想の自分をイメージしながら行動するだけで
相手の受け取る印象は良い方に変化する為、
成約率がいまいち伸びないと悩んでいる人は、もう一度基本に戻ってみると案外答えがすぐ見つかるかもしれない。