
あなたの周りにいい人過ぎて人生損しているなと思う人はいるだろうか。
もしくは自分自身一目置かれる存在になりたいのに
ついつい周りに流されてしまっていたり
雑に扱われていると感じることはないだろうか。
コミュニティの中で特別な存在になれる人はほんの一握りで
実際に世の中の半分以上の人達はこうした悩みを抱えている。
「相手に嫌われたくない」「いい人だと思われたい」
そんな感情から生まれる行動には
良い効果を発揮する反面、その倍以上悪い効果を発揮してしまう場合があり
いい人を演じる事で一時的に高揚感を得られたとしても
長期的に見た時に損をしてしまっている人は意外と多いのだ。
今回はそんないい人過ぎて損をしてしまっている人達が
一目置かれる存在になる為に必要な3つの行動について説明していきたいと思う。
■信用を集めて思い通りに人を動かす
人間関係で最も重要なのは相手に信用されることである。
相手を信用できる人間かそうで無いかを判断する時
人はまず能力(ポテンシャル)が高いか低いかを無意識のうちに見極めている。
能力が高い人の前だと委縮してしまって無茶な事を言わなかったり
中途半端な状態で発言出来なかったりした経験はないだろうか。
実際に能力が高いか低いかは関係無く
「この人は能力が高そう」だと思わせた時点で一歩引いて言葉を選ばれる存在となる。
また、信用できる人かそうでないかは
ブレない信念を持っているという事も判断基準の一つとなる。
自分自身の基準を持っている人は、
こちらの意見を簡単には受け入れない傾向がある為
受け入れられる土俵を完璧に作ってからでないと話を持っていきにくい。
能力が高くてブレない信念を持っている人は
共通して人から信用される存在となっている。
これが出来れば自然と自分の周りには能力が高く
一緒に仕事をしたいと思ってくれる人が寄ってくる環境が生まれ
自分の思い通りに人を動かす事も可能な状態になるのだ。
じゃあどうすれば能力が高く見られるのか。
ブレない信念を身につけられるのかについて話していきたいと思う。
■相手にプレッシャーを与える
能力が高そうだと思われる為の行動として有効的なのが
相手にプレッシャーを与えることだ。
だが、プレッシャーを与えるといっても
高圧的な態度をとったり、上司にはむかうといった行動をしろという訳ではない。
あくまで自然に相手へプレッシャーを与えなければ
ただの扱いにくい要注意人物という枠組みに入れられてしまう。
じゃあどうすればいいのかというと
相手の目をしっかりと見て話しをいくという行動を徹底的に行う。
それだけ?と感じた人も多いかもしれないが
相手が真剣に話している時や聴いて欲しいと思いながら話している時は
なるべく相手への視線を外さないようにする。
そうすれば、特別こちらから言葉を発さなくても
相手は自分の発言の奥の方を見透かされている感覚になる。
経営者や重要なポジションに就いている人は
無意識に出来ている人もいるが
多くの人は意識的に相手の目を見てプレッシャーを与えているのだ。
こうして相手に自分自身のことをただ者ではないと思わせると
嘘や話を盛って話す事が出来なくなり真実だけを話してくれるようになってくる。
■姿勢を正して早口で話すことを意識する
人は見た目が9割という本がヒットしたように
目から入る情報はその人を判断する上で重要な要素となる。
常に姿勢をよく話している姿は相手に安心感や頼りになる存在として認識させる。
また、少し早口で話す事で頭の回転が早いと相手に思わせる事が出来る。
ただ最初から最後まで早口で話してしまうと
せっかちな人だと思われてしまう可能性がある為
最初はゆっくり余裕を持って話始めて
話が終わりに近づくにつれて少しずつ早めていくと
聴いている相手は緩急がある話の流れに引き込まれやすくなるのだ。
どれだけ話が上手い人でも同じリズムで単調に話すと相手は眠くなってしまう。
魅力的な自分を演出する為には、こうしたテクニックも必要となってくる。
■ルールを守り続ける
社会のルール、家族のルール、会社のルール
生きているだけでいろんなルールに守りながら人は行動している。
でも、それを完璧に出来ているかというとそうではなくて
つい信号無視をしてしまったり、会社で遅刻してしまったり
様々な場面でルールを破って行動してしまう人がほとんど。
それを守り続けられる人というのは
「意志力」が高い=「ブレない信念」を持っている
と相手に感じさせることが出来る。
特に会社のルールは細かく全てを把握出来ている人は少ない。
そのルールを把握して守り、ストイックな自分を相手に見せると
無意識のうちにルールを守れていない人へプレッシャーを与える事に繋がっていくのだ。
このような3つのことを意識して行動すると
周りの人から一目置かれる存在へと変化していく。
都合がいい人ではなく、仕事が出来て人間的に頼りがいのある人になる為には
普通の人と同じ行動をしていたら一生なれない。
そんな急には変われないと思っている人も
頭で考えるよりまず行動すれば心が自然とついてくる。
自分の心が変われば周りの人達の見る目も変わってくる。
周りの人達が変わってくれたら、自分の思っている方向へ物事が進むようになる。
こうして一歩ずつ少しでもいいから変化していく事が
人生をより良くしていく為の唯一の方法だ。