ユダヤ人の教えの中で78対22の法則というのをご存知だろうか。
ユダヤ人の事を知らない人はナチスに迫害されていたという事しかイメージでないと思うが
実は世界一優秀な民族とも言われている。
かの有名な映画監督スティーブン・スピルバーグや物理学者のアインシュタインなども
ユダヤ人として知られている。
その他にもノーベル賞を受賞者や世界でも有名な起業の創業者など
誰もが聞いた事がある人ばかりを輩出している民族だ(気になる人は一度調べてみてほしい)
優秀な民族になる理由は明確に分かっていて、ユダヤ人だけが知っている
ある教えがある事で優秀な人がたくさん世に出てきている。
この話はまた別の機会で詳しくしていこうと思うが、
今回はその中で78対22の法則という教えについて話していきたいと思う。
■完璧主義者は絶対に完璧じゃない
周りに「完璧主義者なんです」と言っている人はいないだろうか。
自ら言っていなかったとしても、あの人は完璧主義者だなと思い浮かべる人はいるだろう。
あなたも気づいていると思うが、その「完璧主義者と言っている人」は「完璧」ではない。
完璧にしようとしていても、絶対にどこかでミスが出ているのだ。
そこに当てはめられるのが、78対22の法則である。
どんな完璧主義者も78%は成功しているが22%はどこか不備があったりミスがあったり
改善する部分が必ず出てくる。
その22%を次回改善するのだが、また新たに22%の改善点が見つかるのだ。
それを繰り返していくとどんどん進歩して良い物が出来る。
今までの歴史の中でもそれを繰り返してきたからこそ今の豊かな暮らしがあるのである。
その完璧主義者は絶対に完璧に出来ないのにも関わらず
完璧を追い求めるが故にミスした部分に対して、周りの人のせいにしたり
自分のせいにしたりする。
22%は必ず改善点が見つかるのにも関わらず、
「今回はこれだけ成功したから良いじゃないか」では済まさないのだ。
改善点を話し合うよりも周りのせいにする事で改善した気になっている。
もしくは、自分を責める事で自己解決してしまう。
それでは何の解決にもならないし、改善できたとしても周りの人も気持ちよく協力出来なくなってくるのだ。
■未完璧主義者の方が良い
必ず22%改善点が見つかるという事が分かっていたら
ミスをした時の気持ちの持ちようや次回への意欲が変わってくる。
100%を目指して行動するのは当たり前で、初めから78%の気持ちで行動するのは間違っているが
その22%があるから今よりもさらに成長できるチャンスがあるのであって
自分で完璧と思ったとしても、周りの人からしたら不備だらけなんて事はザラにある事だ。
行動した事に対して、疑いの目を持ちながら常に向上心を持たなければならない。
だから、周りに自分の完璧を押し付ける完璧主義者よりも
周りと協力していく未完璧主義者の方が、一緒に行動している方としても気持ちよく行動できる。
■最初から失敗しないと思わない
初めてする事なんて失敗がつきものだ。
100%努力をして改善していく中でさらに良い状況にしていく。
この78対22の法則を知っていれば、周りをいじめる事も自分をいじめる事もしなくなる。
周りをいじめるとあなたから人が去っていき
自分をいじめるとノイローゼになったり病気になったりしてしまう。
行動する時の指針としてこの法則を基に行動する事ができれば
自分も周りも良い環境で行動する事ができるようになると思うので
この話を聞いて参考になった方は、是非この考え方に切り替えてほしいと思う。