
テクノロジーの発達は世の中をどんどん変えている。
インターネットで世界中が繋がって、SNSでコミュニケーションの形が変わり
AIで仕事の在り方が変わる。
それを柔軟に受け入れてなんでも試していかないと
流れについていけなくなり、いつの間にか取り残されてしまう。
すさまじいスピードで世の中が成長していくと
生産性が上がり、働かない人が増えてニートが標準化される時代がくる。
AIが発達してベーシックインカムが導入後の未来は
今までの社会の形が180度変わってしまうと言っても言い過ぎではない。
■なぜニートが標準化されるのか
人は今までの時代の流れから見ても必ず生産性が高い方を選んできている。
農業の時代は人力で大人数で田植えをしていたが
機械が導入されると今まで10人必要だった仕事がたった1人で出来てしまうようになった。
コンピューターができて、今まで手書きで書いていた物が
簡単に印刷できるようになり、世界中の人々と1秒でやりとりできることで
500倍も生産性が上がったと言われている。
極端な話、この時点で500人中499人は働かなくてもよくなったのだ。
現実はそれに伴って昔は存在していなかった別の仕事が増えた為
499人すべてが無職になった訳では無いのだが、数名は働かなくてもいい状況になっている。
自分の周りを見渡した時に1人や2人は働いていない人がいると思う。
でも、そういう人達は働いていないからと言って餓死したとか、そんなニュースや噂を聞いた事が無い。
つまり、今の時点でも働かなくても社会がまわる仕組みに少なからずなっているという事だ。
これからはAIが導入されることで、その状況がさらに加速する事が予想される。
大半の仕事はAIがしてくれるから確実に生産性が上がる。
そうなると働かなくてもいい人、もしくは働こうと思っても働けない人が出てくるようになる。
必然的に働かない人が増える=ニートが標準化されるのだ。
■働きたい人が働く時代
ニートの標準化によっていずれ必ずベーシックインカムが導入される。
ベーシックインカムが導入されれば働きたい人は働けばいいし、働きたくない人は働かなくてもよくなる。
そうすると何が起こるかと言うと、働いている人達は全員
働きたいというモチベーションを持っている人しか働いていないという状況になる。
やる気の無い社員はいなくなり、通勤ラッシュがなくなり、鬱がなくなる。
仕事をする事に本当に生きがいを感じながら取り組む事が出来るのだ。
これからは仕事は楽しむ時代。
学校を卒業して進路を聞かれる時も
あなたは働きたいですか?働きたくない人ですか?
そんな選択から進路を決めるようになるかもしれない。
今までと同じように生産性が高い方を選んでいく未来が実現するのであれば
このような未来になってもおかしくない。
それが良いか悪いかは分からないが、現実的な可能性としてこのような事が
起こりうるという認識は持っていてもいいかもしれない。