
あなたは何のために働いていますか?
なぜその仕事を選んだのですか?
大企業や公務員のような安定している事に魅力を感じて選ぶ人もいれば
趣味や好きな事を重視して選ぶ人もいる。
中には、あえて苦手な分野だからという理由で選ぶ人もいたり
人それぞれ仕事を選ぶ基準は違う。
でも皆どうせ人生の大半の時間をかけるのだから
最終的には仕事にやりがいを持って楽しく仕事をしたいと思っている。
今回は生涯楽しく仕事ができる人のマインドセットについてまとめてみた。
■仕事のストレスは人間関係によるものがほとんど
社会人になって仕事をし始めると、理想と現実のギャップがあったり
困難な壁が現れたり、人とのコミュニケーションがうまくいかなかったり
いろんなストレスと向き合いながら成長していかなければならない。
そんな仕事をしている中で最もストレスを感じるのが
人間関係だという事がわかっている。
職場には嫌な上司や気の合わない同僚、仕事が出来ない部下
無理難題を押し付けるクライアント、わがままなお客様
いろんな人と関わりながら仕事をしなければならない。
たった一人で仕事をする人なんてほんとに一握りしかいなくて
ほとんどの人は必ず誰かしらと関わりながらじゃないと仕事が出来ない。
そんな環境の中で人間関係でのストレスが一番大きいというのだから
世の中のほぼ全員が人間関係に悩んでいるのではないだろうか。
まずはコミュニケーション能力を高めていろんな人と良好な関係を結ぶ事が大切。
コミュニケーションを高める方法は人によって様々。
コミュニケーション能力をアップしたい人はコチラの記事をご覧ください。
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仕事やプライベートなどあらゆる場面で人付き合いに役立つテクニック
■お金で仕事を選ぶと最終的に損をする確率が高い
給料が高い会社と低い会社のどちらを選びますか?と問いかければ
たいていの人は高い会社と答えるだろう。
当然、収入が増えれば自由も増えるし幸せに近づいているように感じるのだが
ここで気を付けなければならないのは、給料と同じくらい仕事内容も重要だという事だ。
フォードという自動車の会社を例にして説明すると
フォードは世界で初めて自動車を大量生産する事に成功した会社だ。
それまで全て職人により作られていた自動車を
完全自動化によってコストを出来る限り抑えて、
富裕層じゃなくても手に入るくらい身近なものとなった。
また、フォードは社員への待遇も出来る限り良くした。
一般的な会社よりも多くの給料を支払う事で社員満足度を上げようとしたのだ。
しかし、離職率は高くなる一方で改善する事が出来なかった。
その一番の内容は仕事内容だったと言われている。
自動車を作る工程を完全分業制にした結果
毎日ひたすらタイヤをつける人、ボンネットをつける人、マフラーをつける人
同じ作業をするのだから効率良くなっていくのだが
人間そんな退屈な作業を一生やり続ける事なんてできなくて
最初は高給に惹かれて入ったとしても、やりがいを感じる事が出来ずに
辞めてしまう人の後が断たなかった。
人が会社を選ぶ基準としてお金は重要だが
会社を続ける理由としては重要ではなかったのだ。
■どんな仕事をするかではなく誰と仕事をするか
会社で自分を成長させながら長く続ける為には
どんな仕事をするのかではなく、誰と仕事をするのかが非常に重要になってくる。
職場でよく同僚や先輩、上司の悪口ばかり言っている人がいると思う。
そういう人は必然的にその会社や仕事内容に対して不満を抱いている人が多く
嫌な人達と一緒に働いているだけで、会社全体に対してストレスが溜まってしまう傾向にある。
逆に自分の尊敬する上司や信頼できる同僚と共に
一緒に仕事をしていると不思議と仕事内容にそれほど満足していなくても
会社全体に対するストレスは高くない事が分かっている。
今の環境をより良い場所にしたいと思っている時は
一緒に働く人達の良い所を見つけて、その人達を好きになるところから始める。
自分から相手の事を好きになると、相手はそれに反応して好意を抱いてくれる可能性が高く
自らそうした環境を創り上げる事が満足のいく人生にするコツになる。