
会社でもプライベートでも一緒にいて居心地の良い人と悪い人がいる。
それは好みもあれば、その時の自分や相手のメンタルの状態など
いろんな要因はあるかもしれないが
ほぼ90%以上の人に嫌われるタイプが話が長い人だ。
話が長くても勉強になったり、魅力的なワクワクするような話し方を
してくれる人であればいいのだが
単純に結論に達するまでに同じ事を繰り返すだけの
長話をするだけだと話している本人は気持ちいいのかもしれないが
聴いている側は苦痛な時間でしか無い。
多くの人は意外と気付かないうちに
長話で相手を退屈させてしまっている。
そんな人にならない為に今回は
嫌われる話し方をしている人の特徴についてまとめてみた。
■具体的な話ではなく抽象的な話
長話をしてしまう人は話の大半を抽象的な言葉で相手に伝えている。
曖昧な表現で同じ事を何回もループし続ける傾向がある為
聴かされている側は聴けば聴くほど退屈になっていく。
結局、何が言いたかったのか分からないまま
最後の最後で結論を言われても途中経過が長すぎて
本当に伝えたい部分が伝わらない。
話がうまい人はまず結論から先に相手に伝えてから
その内容を具体的に説明していくから
聴いている側もすんなり耳に入ってくる。
最初に結論を聴いているから
もし興味が無い話だったとしたら、途中から聴かないという選択肢も出てくる為
相手の大切な時間を奪う事も避ける事も出来る。
話を具体的に結論から話す事は相手への気配りでもあるのだ。
■自慢話は無駄話
人の自慢話(過去の栄光)ほど聴いている側からすると無駄な話は無い。
成功した話を聴いたとしても、そこから学べる部分は限られていて
「その人だから」「その時代だから」
いろんな理由で相手の成功を否定したくなるのが人間の本質。
今の自分に自信が無い人ほど過去の栄光にすがる傾向があり
成功出来ていない今を周りのせいにして周りの人に伝える事は
自分の魅力を低下させているという事に気付かないのだ。
どうせなら成功話より失敗話をする方が
相手は多くを学びこれからの人生に活かすことが出来る。
失敗話は共感できる事がたくさんある為
相手との信頼感を高める事にも繋がるし
まだ経験した事ない失敗談を聴くことで、
自分自身が同じ過ちを繰り返さないように気を付けて
成功への近道にもなる。
一番最悪なのは自慢話を抽象的に長々と話してしまうこと。
コミュニケーションは聴く事から始まるというのが基本中の基本。
この話を聴いて一度でもこのような話をしてしまった人は
これから意識して長話をしないように気を付けてみてほしい。