
自分の能力を伸ばす為の方法はたくさんある。
一日一冊必ず本を読んでいる人もいれば
筋トレで体を鍛える事で運動能力を伸ばしていたり
資格を取って人よりも詳しい知識を持ちたいと勉強していたり
こうした能力を伸ばす行動は日常生活の中で
いろんな習慣を生み出している。
昨日よりも今日の自分が最高の自分であり続ける為に
限界を超える行動を繰り返していく事で
未来の自分への投資をしているのだ。
じゃあ多くの人は自分の限界を超える為に
どんな努力をしているのだろうか。
自分が今している努力は本当に意味がある事なのか。
もしくは、正しいやり方をしているか。
やりながらいろんな疑問が浮かんでくると思う。
限界を超える行動は人それぞれに合ったやり方があるのだが
どれが自分に当てはまるかなんてものはやってみなければわからない。
今回は誰でもすぐ実践できる自分の限界を超える具体的な方法について紹介していきたいと思う。
■作業にかかった時間を記録する
毎日行っている作業にかかった時間を毎回記録していく事で
明確な数字として認識できるようにする。
それによって、同じ作業をするのに
「昨日は5分かかったけど今日は4分50秒で出来た」
こうした昨日の時間と比較して今日の時間を記録として残していくのだ。
この数字は1秒単位で昨日の自分を超える事が出来るのを目的とする。
なぜかというと、いつもしている作業をいきなり1分早くしようとしたら
だいたいの人は出来なくて記録を取る事をやらなくなってしまう。
でも、1秒早める事なら誰にでも出来るから自然と継続する事が出来ると共に
1秒を積み重ねる事で成功体験を何度も経験する事が出来る。
常に昨日の自分よりもほんの少し上を目指す。
そうする事で自分の限界を毎日更新し続ける習慣を手に入れられるようになる。
■作業を始める時間を記録する
先程説明した作業にかかった時間を記録して限界を更新していく事も大事だが
作業を始める時間を記録する事はもっと重要になる。
なぜかというと、毎朝10時から本を読むと決めていたとする。
人は作業に取り掛かってしまえば、その後は集中してその作業に没頭出来るのだが
作業をするまでの時間をダラダラと過ごしてしまった経験はないだろうか。
その無駄な時間があると作業を開始する時刻がどんどん遅くなり
一日を通して見た時にかなりの時間をロスしていく事に気付く。
そうならない為に10時から始めると決めたら
その時間より1分でも早める事が出来るように挑戦し続ける。
そうすると3カ月後には30分速く作業を開始するのが早くなっているかもしれない。
作業を開始してから終わりまでの時間を短縮する事も大切だが
始める時間を短縮する事も同時に行う事でより効果を発揮するだろう。
■誰よりも早く手を挙げる
人は自分が思っている以上に、他人と自分との能力に差は無い。
でも、自分がやりたいと思っている欲求や仕事で新しいプロジェクトがスタートする時など
どうせ自分には出来ないと初めから諦めてしまう人がたくさんいる。
最終的に成果を出す人というのは、
「出来るか出来ないか」を考えるよりも先に「自分や会社にとって必要だからやる」と
誰よりも先に手を挙げる人なのだ。
やってみると出来ないと思っていたような事でも試行錯誤を繰り返すうちに上手く出来るようになる。
こうした何かに挑戦した時にこそ、自分の限界を超える経験を得る事が出来る。
やって成功しても、やってダメだったとしても「経験」という財産が自分の中に残る。
自分の限界を常に超えていく事は常に成長していくという事。
今まであった努力や根性のような曖昧なメンタル改善じゃなく
具体的な行動に移して毎日少しずつ成長していく事が大切。