
人はものごとの良し悪しを自分の心で決めている。
家族や友人関係、仕事など良い部分もあれば悪い部分もあるだろう。
人はほんの少し人から良い言葉を言われたら、その人や環境の事が好きになる。
逆にほんの少し人から悪い言葉を言われたら、その人や環境の事が嫌いになる。
その時の状況に合わせて揺れ動く心の変化によって
ものごとの良し悪しを決めている人はたくさんいて
よほど他の人の意見に惑わされない強い心を持っていない限り
多少なりとも言葉は人に影響を与えるもの。
じゃあ逆も考えてみてほしい。
自分が良い言葉を発信したら、それを聞いた人はあなたの事や環境が好きになる。
自分が悪い言葉を発信したら、それを聞いた人はあなたの事や環境が嫌いになる。
人によって左右されるのであれば、自分自身でもコントロール出来るという事だ。
良い言葉を使って人や環境を良くする人生を選ぶ事は幸せに繋がる。
■人の悪口で繋がった繋がりには意味が無い
人は誰かと心が繋がっている事で心の安定を保つことが出来る生き物。
良い言葉で人と繋がる事があれば、悪い言葉でも人と繋がる事が出来る。
友達が誰かの悪口を言っている集団の中にいると
自分自身のけ者にされたくないから、本当は心の中で思っていなくても
共感したふりをした経験はないだろうか。
悪口で繋がった友達は、ずっと自分の味方でいてくれる訳ではなくて
ほんの少しのきっかけで自分に矛先が向けられる可能性がある事が分かっているから
その友達といる時もいない時も心が休まる事は無い。
「付き合う人を選ぶ」
それは人生を選ぶのと同じくらい重要な行動だという事を知っていなくてはいけない。
■出会いが人生を加速させる
何も行動しなければ誰かと繋がる事は出来ない。
今まで出会った人達は、自主的であっても強制的であっても
新しい環境や何かにチャレンジした結果、それまでとは違った景色を見る事に繋がったのだ。
外に出て会わなければ「出会い」は絶対に起こらない。
そうして行動すると自分も相手の心も動かして
嬉しい事悲しい事、辛い経験や幸せな経験を積み重ねる事が出来る。
行動すると良い事ばかりでは無くて、悪い事もたくさん起きる。
それは人生を加速させる事と同じで、行動しなければ10年後20年後に経験するはずだった出来事が
行動したことによってたった今経験する事になる。
だから、人生を加速させて多くの経験を積む事で選択肢が広がり
それが自分も周りの人も幸せに出来る人生を選ぶ事に繋がっていくのだ。