
「やる気が無い」「やる気が起きない」「どうしたらやる気が出るんだろう」
こんな悩みを抱えていて、やる気やモチベーションをアップさせる方法を知りたいと思っている人はたくさんいる。
もともと、やる気やモチベーションを保てない人なんて存在していなくて
保てない大きな理由は「やる気を無くすような目標を立てている」事が原因とされている。
だから「自分は目標が達成できなくてダメな人間なんだ」とか
「周りの人たちはやる気を継続出来ているのに自分はすぐに飽きて諦めてしまう」といった
劣等感を感じながら生きてきた人達は、ただ単に目標設定が上手く出来ていなかっただけで
周りの出来る人達と同じようにやる気やモチベーションを保つ事は方法一つで簡単に解決出来るようになる。
■やる気やモチベーションを保てる目標の立て方
会社に属していると上司や先輩に勝手に目標を立てられてしまう事があるが
そうして他人に立てられた目標に対してモチベーションを上げようとしても全く上がらない。
目標を立てる時は必ず自分で考えなければ効果が無いという事を前提に話していきたいと思う。
いろんな本やインターネットでも「目標の立て方」を説明している情報はよく耳にすると思うが
情報量が多すぎて結局どれに手をつけていいか分からなくなってしまう。
そんな人の為に目標を立てる上で重要な方法はたった一つで
「ゴールまであとどれくらいで辿り着くのかを見える化する」ことが大切なのだ。
ゴールが見えないと人はどこまで頑張っていいのか分からないし
いつまでたっても辿り着かない不安感やストレスがどんどん溜まっていく事でモチベーションは一気に下がっていく。
つまり、どこがゴールなのか分かるように目標は立てなければならない。
ゴールまでの進展をフィードバックする事で人は、あとゴールまでどれくらいあるのか
自分は今どこまで進んでいるのかが分かると自然とモチベーションがアップする事が分かっている。
■目標達成へのアプローチ
目標を立ててゴールを決めるのと同じくらい、目標に向かって進んでいる事が確認出来る事も大切になってくる。
人は目標に向かってタスクを進めて行ったとしても、思った以上に前に進まなかったら
「これだけやっても全然進んでいないじゃないか」と逆にモチベーションが下がってしまいかねない。
「自分の目標に近づいて行っている」という事を明確に見えるようにする事が
モチベーションを維持する為には重要なのだ。
つまり最終的なゴールとは別に小さなゴールを作っていかないと最後まで辿り着かない可能性が高くなってしまう。
あまり細かく設定し過ぎてしまうと頑張って達成した感がなくなってしまう為
一週間毎もしくは3日に1回くらいにチェックするのが望ましいとされている。
また、目標を達成した後のご褒美を立てる事も大切だ。
やっぱり人は「これだけ頑張ったんだから何かご褒美が欲しい」と感じる生き物。
このご褒美の設定もほんの少し工夫するだけでモチベーションアップに繋げる事ができる。
人間はご褒美をもらった後よりも前の方が実は喜びが大きい事が分かっていて
ご褒美を待っている時間に対して人は幸福度が増していき
この人間心理を利用する事でモチベーションを上げやすくなる。
この待っている時間も明確な期間が決まっていて
人は8週間という期間以内であれば幸福を感じる事が出来る。
さらにご褒美をもらった後は2週間幸福を感じる事が分かっている為
最大で10週間一つの目標達成とご褒美を設定する事でモチベーションを保ち続ける事出来るのである。
だいたい2カ月に1回くらいのペースで目標とご褒美を設定すれば
年間6回の目標を達成出来るだけでなく幸福も感じる事も出来て一石二鳥になる。
このような方法で目標を立てれば今よりも楽しく仕事が出来るようになるし自分を成長に繋げられる。
今までモチベーションが上がらなかったり、やる気が起きなかった人はこの方法を試してみてほしい。