
ソフトバンクが投資の失敗で大赤字を出したニュースを見て
誰もが大企業であっても安心できない現実を改めて認識したと思う。
その他にもある大企業が終身雇用制の廃止を発表したり
45歳以上をリストラする事を公表するなど
一つの会社に属していれば一生安泰に暮らせる環境は無くなりつつある。
この状況を見てやばいと思う人がほとんどなのかもしれないが
今までの日本の環境が異常だった事に気付かなければならない。
企業の体制にあぐらをかいて年功序列によって能力の無い人が
役職があるポジションで高い給料をもらっている状況は
日本の企業が成長しない理由の一つである事は間違いない。
このように企業に守られる時代が終焉を迎えている今
個人の力を伸ばしていかないと本当にやばい状況になっている。
でも、この状況は逆に見れば
「絶対にやらなければならない環境」だからこそ
行動する絶対的な理由にもなることは事実。
見方を変えれば、会社のピンチは個人にとってこれ以上ないチャンスになる。
■個人が今やらなければならない事
もし、会社の業績が悪くなって今すぐ辞めなければならない状況になった時
明日からでも働く事が出来るスキルを持っている人はいいのだが
その会社でしか役に立たないスキルを持っていたとして
他に転職しようとしても今までの経歴がゴミ屑と化してしまう場合
新しい環境で一からスタートしなければならない為
給料が一気に下がる事は覚悟しなければならない。
そうならない為に今個人がやらなければならない事は
これからの時代に合わせたスキルを身につけるという事だ。
時代の流れは確実にAI化へと進んでいる。
それによって人間の仕事がどんどん奪われていく為
AI化が進んだとしても人間にしか出来ないスキルが必要になってくる。
車の自動運転化によってタクシーや長距離トラックのような配送業の仕事が少なくなり
会計士や税理士といった仕事もAIで代用可能だと言われている。
このような職業スキルを身につけても意味が無い。
■これから必要になるスキル
AI化が進んだとしても代用されない業界に絞って準備を始めるにあたって
一体どのような業界へ注目しなければならないのかというと
一番はAIを作る側の職業に就くという事だ。
義務教育でプログラミングが導入された事もあり
国として力を入れている事は明らか。
この導入が10年前であれば日本は世界でもトップに君臨していたのかもしれないが
日本がようやくITの重要性に気付き重い腰を上げてくれた。
10年後20年後の未来では、もはやIT業界という枠組みを超えて
あらゆる業界でITを利用したサービスが当たり前になっている。
それは効率化はもちろん経費削減にも繋がり
世界中がAI無しでは成り立たない環境へと変化している事が予測される。
他のどんな業種がどのように変化していくかの予測は難しいが
IT産業だけは間違いなく今後も伸びていく事は間違いない。
お金や時間を削ってでも、その部分に投資する事は自分自身へのリスクヘッジとなる。
プログラミングを学んで将来役立つスキルを手に入れる事が出来れば
安定した収入や雇用が待っている。
個人的なスキルを上げていけばフリーランスとして働く事も出来る為
1000万以上の年収を手に入れる事も可能だ。
その決断をするのは今このタイミングしかない。
未来の為に動き始めるか、それとも時代の流れに任せて受け身でいるかの
2択を迫られた時にどうするかであなたの未来は確実に変わる。