
幸せって向こうからやってくるように見えて
実はすぐそばでずっと待機してくれていて
灯台下暗しのようにふと足元を見てみると案外近くにあったりする。
普段は気を張って頑張って、理想を追い求めて
遠くを見よう見ようとするから
小さな幸せも大きな幸せも見落としてしまう。
足元にある小さな幸せをひとつひとつ大切にすることが
大きな幸せに繋がるという事に気付いていない人が多いのだ。
■幸せな人はずっと幸せ
学生時代も社会人になってからも
周りに一人は必ず幸せそうな人がいる。
いつもニコニコしていて「幸せそうだね」と思わず言ってしまいそうな人は
実際に毎日が幸せなんだと思う。
そんな人は会話をしていても驚くほど「幸せ」という言葉を使う回数が多い。
「仕事をさせてもらえてるっていうのは本当に幸せだと思う」
「今日朝起きてスッキリと起きれたから幸せだった」
「このご飯美味しい。めっちゃ幸せ」
みたいな感じで不自然な感じでもなく
いろんな場面で幸せを感じられている。
普通の事じゃないかと思う人もたくさんいると思うし
そんな毎日いろんな事が起こる中で、いちいち毎回言ってられないなんて人もいるかもしれないが
その人はそれはそれでいいと思う。
要は選択するかしないかなのだ。
仕事をしている事を幸せと捉えるか捉えないか
朝スッキリ起きてたまたまと感じるか滅多にないから良かったと感じるか
ご飯をただ栄養補給の為に食べるか感謝しながら食べるか
それは自分が選ぶだけで誰にも迷惑はかけない。
幸せな選択をし続ける人はそれだけでずっと幸せでいられるのだ。
■困難な状況になればなるほど幸せ
苦しい状況になると逃げ出してしまいたいと思う人は8割もいる。
その8割の人はダメなんじゃなくて普通の感覚の持ち主だ。
誰だって苦しい経験や体験はしたくないし
それを避けて通れるのであれば避けたいと思うし
その方が円滑に物事が進む事も多い。
でも、残りの2割の人が8割の人よりも幸せな人生を歩む事が出来る可能性は高い。
苦しい状況、困難な壁を乗り越えてこそ人は成長できる。
それはみんな分かっているけど、いざ一歩足を踏み出そうとすると足踏みしてしまう。
その足踏みしている間に2割の人が幸せを全部持っていってしまうから
8割の人は現状のまま進んで行く事になる。
また、2割の人はその状況を心から楽しんでいる。
難しいからこそやりがいがあり、未知の世界を見れる事にワクワクしているのだ。
ドラゴンボールの孫悟空やワンピースのルフィ、ハンター×ハンターのゴンなど
マンガの主人公は自分がまだ足を踏み入れていない場所
もしかしたら命を落としてしまうかもしれないような危険な場所であったとしても
楽しみながら冒険している。
今を全力で楽しんでいる姿、どんな状況でも、何度地面に膝をついても
相手に勝つまで立ち上がる姿に大人も子供も憧れている。
心の中では「自分もマンガの主人公のようになりたい」と思っているし
それが正しい選択だという事も分かっている。
その選択によってより良い未来が切り開かれると心から信じられる人が
今よりもさらに幸せになれるチャンスを得る事ができるのだ。
■幸せか不幸せかを選ぶのは自分次第
誰だって幸せになれるし、不幸せにもなれる。
今この瞬間に起きた出来事に対して選択するだけでいい。
幸せな人生というのは「小さな幸せの積み重ね」によってできる。
過去も今も未来も「幸せだ」と感じる為には
どんな場面であったとしても「幸せ」という選択を選び続ければいいだけなのだ。
人生単純な事ほど難しい。
口先だけならこれだけ簡単に言える事も
いざ実践しようとするとほとんどの人が出来ない。
でも、みんなそうする事で幸せになれるという真実を知っている。
その単純で難しい事を実践しようと毎日精一杯生きる事で
人生を全うする時に「幸せな人生だった」と思えるようになるのではないだろうか。
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