
あなたはいつもどんな時に幸せを感じますか?
「美味しいものを食べている時」
「家族と旅行に行っている時」
「数年ぶりに友人と会った時」
人によっていろんな場面で幸せを感じると思います。
そのほとんどが日常とは違う非日常の事が多く
1年のうちでも数回程度しかないようなものばかり。
そんな人は「幸せ」って感じる時間が人生を通してみると極端に少なくなってしまう。
■日常の中に幸せがあると言うものの・・・
「生きているだけで幸せ」
この言葉が究極に誰もが幸せを感じることが出来るフレーズですが
それをそのまま感じている人は1割もいないんじゃないかと思う。
そんな当たり前を幸せに感じる事が出来れば
本当になにもしなくても「幸せな人生」を送る事ができるのではないだろうか。
その当たり前の幸せを感じる為には「経験」必要になってきます。
■本気の挑戦から幸せを感じる
学生時代の部活動を思い出してみてください。
適当に取り組んでいた人もいるかもしれませんが
本気で取り組んでいた人はすでに本気の挑戦から
いろんな幸せを感じた経験をしているはず。
毎日朝練から始まって、放課後も遅くまで居残り練習。
顧問の先生は厳しくて部活動に行くのも嫌になった時もあった。
けど、試合に勝ちたくて、目標を達成したくて、
その為に目の前の事を一つずつ着実に進んできた結果
敗けた事もあると思うし、勝った時もあると思う。
その本気で挑戦して努力が報われても報われなくても
その経験は自分にとって一生の財産になる。
先生にたくさん怒られたけど、後からそれは愛情だったと気付いて
社会人になってから、怒られることはありがたい事だと感じるようになる。
辛く苦しい日々は、それを乗り越える為の踏み台であることに気付いて
辛く苦しい今があるから、乗り越えた時の感動に繋がる事を理解できるようになる。
夏の暑い時期に練習したあとのコップ1杯の水がどれほど美味しいと感じただろうか?
お腹がすいて家に帰って母親のご飯がどれだけ美味しかっただろうか?
大人になってから、そうした経験をふと思い出すと
その日常の幸せに後から気付く事ができる。
■経験しないと幸せには気付かない
辛く苦しい経験があるから日常が幸せに感じる。
そうした経験は時間が経つと色褪せてしまうが、思い出す事は出来る。
「あの経験があったから今の自分がある」
いろんな経験をした人は誰もがこう考えるだろう。
その引き出しが多ければ多い程、様々な場面で幸せを感じる事ができる。
何事も目の前の事に本気で挑戦し続ける。
本気の挑戦は成功しても失敗に終わっても価値があり
そうして得た経験は必ず日常の身近な幸せに気付かせてくれるきっかけになる。
「一日一日を一生懸命生きる」
それがどんな事にも幸せを感じる一番の方法かもしれない。