
ドイツの学者オスワルトが偉人や成功者たちの共通点を発見した。
それは「プラス思考」と「読書家」だった。
これを見て自分自身がそれに当てはまっているとしたら
すでに成功しているか、これから成功する確率が普通の人よりも高いと言える。
だが、この事実はすでに多くの人が知っている事であり
今さら目新しい事でもない。
これに当てはまっていても現状成功出来ない人はいるかもしれない。
そんな人はこの共通点をさらに深く掘り下げて考えてみると新しい発見を得られるかもしれない。
プラス思考はただプラス思考なだけでは逆効果になり
読書家もだた本を読むだけでは意味が無いという事だ。
■偽りのプラス思考から本物のプラス思考になる
プラス思考な人を見ていると2種類に分けることが出来る。
「ポジティブなプラス思考」と「ネガティブなプラス思考」だ。
具体的にどういうことかと言うと
ポジティブなプラス思考の人は、仕事で失敗するなど嫌な事が起こった時
イライラする自分の気持ちを押し殺して
「俺は大丈夫だ!失敗して本当に良かった!」
というような言葉や考えに無理やり持っていく人のことを言う。
逆にネガティブなプラス思考の人は、嫌な事が起こった時に
イライラする自分を受け入れて
「俺は本当に仕事が出来ないな・・・。どうしてうまくいかないんだろう・・・。
どこがうまくいかなかったのかな・・・。次ココを改善したらうまくいくだろうか。一度やってみよう」
というように出来ない自分を向き合いながら前に進む人だ。
この2種類のどちらが成功しやすいかというと
どちらも成功する可能性はあるのだが、
実はネガティブな思考からプラスへ変換できる人の方がストレス量が減少する事が分かっている。
逆にポジティブな思考のみの人は自分を偽って無理やりプラスの方向に持っていく分
通常よりもストレスが溜まりやすい傾向にあるのだ。
結果、ストレスが溜まらない方が継続しやすいし、健康面においても病気になりにくい。
長期的に見た時にネガティブなプラス思考の方が成功する確率が上がる事が考えられる。
■読書家=情報収集家は時間を買っている
読書をするという事は本の作者が数十年かけて経験した体験談を
たったの数時間に凝縮して読者に教えてくれている。
自分自身がそれを知る為に数十年かけなければならない事を
たったの数時間で疑似体験できることと同じなのだ。
だから読書家は読書をしない人に比べて失敗する確率も少なくなるし
短い時間で効率良く取り組むべき物事を進めていく事が出来る。
そして今の時代は読書とプラスして動画という新しいツールを手に入れる事が出来る。
本が読めない移動時間やながら作業をする時に簡単に
誰かのセミナーや情報を発信している動画を見たり聞いたりするだけで
通常の2倍も3倍も知識や経験を増やしていく事が出来る。
読書も動画も両方とも時間を買っているのと同じ効果を得られるのだ。
それに加えて今はブログやメルマガなど様々な情報媒体から
知識や普通の見方と違う考えを自分の中に取り入れる事が出来る時代になっている。
昔は本が情報を得る為の最大のツールだったが
今は本だけでなく動画やインターネットの情報からとめどなく知識を集められるようになった。
読書家は現代の呼び方に直すと情報収集家と言った方が正しいかもしれない。
情報が溢れている時代には、いかに自分に必要な有益な情報を短時間に収集できるかが鍵となる。
学びを止めることなく、自分を受け入れながら前向きに進む事が出来れば
成功者になれる確率が上がるという事だ。
時代によってトレンドや世の中の仕組みが変わっても、このきっと成功法則は変わらない。
日常生活の中で学びと心の在り方を習慣化させる事が出来れば
どんな状況であったとしても自分の目標に近づく事が出来るだろう。