
今日は人生最悪の日だ・・・。
なんて思う時は人生の中で何回かあると思う。
前向きになろうと思っても心がその気持ちについていかない。
悲しみや苦しみが全身を覆ってしまって身動きがとれなくなってしまう事が
僕自身も今までに何回かあった。
そんな時にこそ明るき元気に!なんてなかなかできない。
最悪な気分の日はどうやったって最悪なのだ。
そんな気分の日の乗り切り方について自分自身で実践している事を記事にしてみた。
■悲しい映画を見る
悲しい時や苦しい時に悲しい映画?と思うかもしれないが
人は共感を求める生き物だ。
例えば失恋した日。明るい映画を見るよりも失恋した映画を見た方が
その登場人物と自分を重ね合わせて共感する事ができる。
共感すると「自分だけじゃないんだ」と思えてくるようになる。
誰もが同じような経験をしていて、そこから少しずつ立ち直っていく姿を見る事で
悲しさもその映画の登場人物と共感してしまうのだ。
悲しい時にこそ悲しい映画を見ると
ハッピーな時に見る時よりも多くの発見があるかもしれない。
■自分の現状を自分に話しかける
自分自身が苦しい状況に立たされると現実逃避をしたくなる。
現実逃避をする為に飲み明かしたり、誰かと会って慰めてもらっても
結局家に帰って一人になると、その苦しみを思い出しさらにダメージを受けてしまう。
現実逃避をする前に
なんでこんな事になったのか?
なんで今こんなに苦しい状況なのか?
自分自身としっかりと対話する時間が必要だ。
悲しみの中で自らの現状をしっかりと認識する。
とことんまで自分を悲しい苦しい状況に追い込むだけ追い込む事で
これ以上悲しめない状況にするのだ。
その作業をせずに誰かに傷を癒してもらうのと、作業をしてから癒してもらうのとでは
効果が全然変わってくる。
あとは時間が心の傷を癒してくれるのを待つだけでいい。
■一人旅に出る
一人旅なんてした事ないし、そんな時に淋しい想いはしたくない。
そう考えてしまうかもしれないが
そこはあえて一人旅に思い切って出てしまう。
友達や家族に相談すれば慰めてくれるし勇気づけてくれるだろう。
でもそれだと想定の範囲内で気持ちに大きな影響はなかなか与えられない。
一人旅をして見たことのない景色に会ったことのない人達
今まで経験した事のない悲しみや苦しみを経験したのであれば
今まで経験した事のない初めての場所を訪れて初めての経験をする。
そうすると、今までどうってことない景色や人の優しさ、なにげない事が
驚くほど自分の中に入ってくる。
一人でいる事で自分と対話をする時間もたくさんある中で気持ちの整理ができるのだ。
■逃げない
とにかく自分の悲しみや苦しみから逃げない。
真正面からそれに向き合う時間を作る事が大切。
今挙げた3つの方法は一つの例に過ぎなくて、
自分の現状をしっかり把握できる時間を作る事が出来ればそれでいい。
逃げたくなる時ほど逃げない
この法則を実行できれば、今よりも楽に人生を歩んでいける一つのきっかけになるかもしれない。