
友達と会話をしている時や歌を聴いている時
心地良く聴こえる人もいれば、雑音を聴いているかのように聴き心地の悪い人もいると思う。
人間が聞いていて居心地の良い音と悪い音というのは世界共通の感覚がある事を知っているだろうか。
今回はその共通の音について話していきたいと思う。
■悪魔の音と言われる440ヘルツ
耳障りな音と聞いてなにを思い浮かべるだろうか?
・救急車のサイレン
・パトカーのサイレン
・子供の泣き声
聞くと少し焦るような感情になる音は日常の中にたくさんある。
そのどれも共通している音の周波数があり
それが440ヘルツという周波数の音だそうだ。
ちなみにヘルツとは、1秒間の音波の振動する数を表していて
440ヘルツとは1秒間に440回の振動があるということだ。
この440ヘルツという音は
人の注意を惹きつけたるのに最適な音で
無意識に焦るような感情になる。
攻撃的に聞こえて緊張するような体の変化も見られたりする。
だから、緊急事態の時に使われるサイレンやアラートには
この440ヘルツの音を意図的に使用している事が多い。
人と話している時に、無意識にこの周波数の音で喋っている人は
もしかしたら「うるさい人だな」といった印象になったり
近づきにくい存在になる可能性があるかもしれない。
逆に意図的に単発で使うと効果を発揮する音でもある。
スピーチやプレゼンなどで、聴衆の注目を集めたいとき
一瞬この音を効果的に使う事で注目を集めることもできる。
ヒトラーも無意識にこの音を使っていたとも言われている。
■心地よく聞こえる528ヘルツ
逆に聞き心地の良い音というのも存在する。
その音の周波数というのが528ヘルツという周波数の音だ。
440ヘルツも528ヘルツもYOUTUBEで検索すると音を聞くことができる。
この528ヘルツを意図的にかはわからないが使っている曲があり、
それがジョンレノンの「イマジン」という曲だ
世界を代表する名曲で学校の授業でも習うので誰もが一度は耳にした事があるだろう。
この曲はこの528ヘルツの音を多く使用しているという。
メロディーが優しく、ゆったりとした曲なので
その効果かわからないが人に癒しを与える曲である事には間違いない。
音楽だけでなく、日常生活でもこの音を使えば
人に安心感を与えることができる人になれるのかもしれない。
こうした聞き心地の良い音、悪い音というのは実際にあり
効果的に使い分ける事で想像以上の威力を発揮すると思う。
普段からこの音を耳にするようにして
普段話す音を528ヘルツにしたり、
重要な話をする時に440ヘルツへ変えることで
自分の意図した反応を得ることができるようになるかもしれない。
かなり高度なテクニックだが、
人生を変えたいと本気で考えている人にとっては
重要なスキルであるとこは間違いないと思う。