
事業の関係で動画を作成する事になった。
今まで動画を作成した事などなかった為、どの動画作成ツールを使用していいか分からなかったが
初心者でも簡単に操作ができ、無料版で試す事ができる事を条件にさがしてみると
Filmoraというツールが目に止まり使ってみる事にした。
■賛否両論
こうした作成ツールを購入する際にだいたいの人が
「購入してから失敗したくない」と思うだろう。
僕も同じように1円でも出すのであれば失敗したくない。
プラス同じ時間を費やすのであれば1回で成功させたい。
そんな時に必ず自分が調べたい内容の「評判」や「口コミ」を見る。
だが、だいたいどのサイトを見ても一番良いツールはバラバラで
分かりやすいサイトはなかなか見つからない。
賛否両論分かれている事がほとんどだ。
当然Filmoraも口コミサイトでは賛否が分かれていた。
エラーが出たという口コミが多かったり
機能が少ないといった内容が多かったり、調べていくうちに
明らかに凝った動画を作成したい人向けのツールではないように感じた。
だが、僕自身簡単に作れるツールを求めていた為
素人向けで感覚的に操作できる点や様々なエフェクト機能があり
無料で試作できる部分に惹かれて、まずは試しで使ってみることにした。
ちなみに他のツールもたくさん見てみたのだが、無料版が無かったり
あまりぱっとする物が無かった。
こういう決断をする時は自分の感覚を信じて勢いで決めた方が時間を有効活用できる。
■説明書無しで使いやすい
実際に無料版をダウンロードして使ってみると、説明書を見なくても簡単に操作できる。
簡単な動画であれば、使いはじめてからでも1時間くらいで出来てしまうと思う。
ドラッグするだけで動画の切り替えができたり、切り取りや0.01秒単位での微調整も可能。
動画を作った事がある人からしたら当たり前なのかもしれないが、
初めての作成なのでこれだけでも十分満足だった。
未経験だと何もかもが分からないから、もっと難しい操作だったらどうしようとか
いろいろ考えてしまう。
こうした、感覚である程度の操作が出来るといった情報が事前にあれば
もっと早く決断ができたかもしれない。
■使いにくい部分
エフェクト機能はたくさんあるのだが、シンプルでゆっくり動くものがあまりないように感じた。
文字を動かしたり、消えていくような動作は、少し考えて手間を加えないと思い通りにいかなかったり
操作の部分で全てが簡単で思い通りにいくという訳ではなかった。
また、速度を調整する機能があるのだが、
実際に速度を調整して動画を作成していると
作成途中の再生時に見えるスピードとmp4などに出力した時の速度が違う為
速度を変えるのであれば、Filmora内の機能で変えずに予め速度を変えた動画をインポートして
使った方が思っている速度になる。
あともう一つ不便なのが文字の位置だ。
フォントはたくさんあって選びやすいのだが、
これも作成途中の再生時に見える位置と出力した時の位置が異なる。
何度も位置を微調整しながら完成品を作らないといけない部分は面倒に感じた。
■初心者にはおすすめなツール
メリット・デメリットはあるが、総合的に見て初心者には使いやすいツールだと僕は感じた。
試作版はmp4などに出力すると真ん中にFilmoraの帯が入ってしまうのと
動画の最後にも締めの宣伝動画が自動で入ってしまう。
それをなくす為にはライセンスを購入しなければならないの為
お金がどうしてもかかってしまうが「永久ライセンス」¥6780という金額だ。
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだろう。
後から気付いたのだが、サイトによってもう少し安く購入できるようだ。
無料で動画を簡単に作れるアプリなどがある中
この値段は高いと感じる人もいるかもしれないが
画像の明るさを調節できたり、細かい作業やエフェクト作業、簡単に操作できる点などを考えると
妥当な値段だと思う。
一度購入してしまえば、他の人には作れないような
少しおしゃれな動画を作る事も出来る。
もし、動画を作成したいと思っている人がいたら、この記事も参考にしてくれたら嬉しく思う。