
人は基本的に同じことをずっと続けていると飽きてしまう生き物だ。
仕事で何十年も同じルーチンワークをしているとやりがいを感じなくなるし
あれほど楽しかったゲームも時間が経てば楽しくなくなる。
若い時は会うだけで胸がドキドキしていたのに、夫婦になると会話もしなくなる。
最初はワクワク感やドキドキ感を感じていたものでも
慣れてきたらゼロに戻るだけでなく、マイナスになる事が々ある。
人によって差はあるのかもしれないが、人間という生き物は基本的に飽き性なのだ。
だからと言って「飽き性だから継続出来ない」は言い訳で
飽き性だったとしてもやらなければならない事はたくさんある。
じゃあ、これからずっと飽きた事に対して我慢して続けていくのも辛い・・・
どうせなら飽き性を改善して継続できる習慣を身につけたいと多くの人が思っているだろう。
今回はそんな悩みを改善する為に飽き性を克服する具体的な方法について話していきたいと思う。
■楽しみを作る
飽きてしまう原因は毎日同じことの繰り返しで変化がない状況によって生み出される為
飽きてしまう問題を解決する為には、自ら変化を作るしかない。
自分の中でワクワクするような楽しみを設定し
ある一定の目標を達成したらその楽しみ得られるように日常にちょっとした変化を追加するのだ。
その楽しみはワクワクする事ならなんでもよくて
旅行でもいいし、前から欲しかったカバンやアクセサリー、我慢していたケーキとかでもいい。
毎日同じことを繰り返している日常に楽しみを加えると、その楽しみはモチベーションへと変化する。
その為に設定する楽しみは中途半端な楽しみではなくて
本当に心からワクワクする楽しみじゃないと意味がない。
ただ、それを設定するだけでは実は効果があまり発揮されなくて
「楽しみ」ともう一つ「越えるべき壁」を設定しなければ大きな効果を得られないことがわかっている。
■越えるべき壁を設定する
越えるべき壁とは、その楽しみを得る為に達成しなければならない目標のことだ。
ちなみにその目標は簡単に超えられる目標ではなく
今の自分の能力よりも少し頑張らないと達成できないくらいに設定する。
そうする事で、目標を達成した時の満足感と楽しみを手に入れた喜びを何倍も感じる事が出来る。
今の自分よりも成長している充実感は、次のステップに繋がる新しい自分へと繋がり
さらに別の目標を生み出すきっかけになる為、
長い目で人生を見た時に1年後2年後の自分はまったく別のステージに立っている事が予想出来る。
こうして自らモチベーションを上げる原因を作り、未来の自分を想像できる状態になれば
あとは始めの一歩を踏み出すだけで自然に歯車が回っていく。
ただやみくもに続けなければいけないから続けるという状態から
やりたくて仕方がない状態へ自ら路線変更できれば飽き性な自分はいなくなる。
まず人間は飽きてしまう生き物なんだと理解する。
そして正しい克服方法についても理解をして実践する。
たったこの2つだけで今よりも理想の未来に近づく事ができるようになるのだ。