
エジソンは電球を発明したことで有名な発明家だ。
小学時には授業で習い、ほとんどの人がエジソンの事を知っているだろう。
でも、エジソンよりも前に電球を発明した人がいた事をご存知だろうか?
厳密に言うとエジソンは「電球を世界で一番最初に発明した人」ではない。
「世界で一番最初に電球を世の中に広めた人」と言った方が正しいかもしれない。
■エジソンがもしサラリーマンだったらクビになっていた
エジソンは電球を発明した訳ではないが
「電球」を利用して「電灯」として初めてガス灯以外で街中に明かりを灯したのである。
それで有名になり、電球の発明家として現代に伝わるようになってしまった。
一番最初に電球を発明した人の名前はジョセフスワンだが誰も知らないだろう。
要は世の中に広める力がエジソンにはあった。
「発明という力」と「営業の力」を備えていたのである。
また、エジソンはもう一つズバ抜けて他の人と違う能力がある。
お気づきの方もいると思うが、それは
「諦めない心」だ
電球を発明するまでに1000回失敗した。
いや、1000回失敗という成功への道を発見し続けた。
普通の人なら1000回も失敗する前に心が折れてしまうと思う。
サラリーマンならクビだ。
いわゆる「努力の人」として有名であるエジソンは、自分の目的を達成する為であれば
どんな手段を使っても達成するという信念のようなものがあった。
今の時代であればSNSで批判されて炎上するくらい
周りを蹴落としていくような性格だったのだ。
そもそも電球の特許はジョセフスワンが持っていたので
そのジョセフスワンと共に会社を立ち上げ、
まだ開発が出来ていない段階から、周りにすでに白熱電球で街を明るくする事ができると
営業をかけ資金を集めていった。
嘘も方便ではないが、資金があれば開発できる自信があったのだろう。
その行動力は人一倍すごかった。
■エジソンのような行動力が求められる
いつの時代でも経営者にはエジソンのような行動力が求められる。
今の時代は情報が溢れていて、インターネットを使えばすぐに知らない事は調べられる環境。
実際に足を運んで調べるなんて時代遅れと言われるだろう。
でも、それが逆に良かったりするケースもある。
人と人とのつながりは消える事は無く、
インターネットで世界中の人たちと繋がる事ができるようになった反面
関係性は以前よりも薄くなってきているようにも思える。
やっぱり、足を運んで顔を見て、その人と話し、同じ時間を共有する事でしか
得られない情報や感情は必ず存在する。
便利な世の中になった分、インターネットで信頼をなくしてしまう人も多い。
うまく利用しながら信頼を貯蓄していかないとこれからの時代もっと生きにくくなってくるだろう。
働く人たちの年収が少しずつ減少してきて、消費税が上がっていく。
必然的にお金を求める人たちが増えてきて、副業を始める。
フリーランスとして生活できる人たちが増えてきて、個人事業主として活動する。
会社に属するのではなく、個人として生きていく人が今後必ず増えてくる(すでに増えている)
不正や信頼を裏切るような会社や人はすぐにバッシングを受ける時代。
本当の信頼を得る為の活動をしていかないと、中途半端な仕事では生き残れないだろう。
これをチャンスと考えるか不安な気持ちのまま何もせずに過ごすのかは自分次第だが
いままでのように誰もが会社に属して年功序列で生涯を全うする時代はすでに終わっている。
本当に価値のある人生を送ろうと思った時に何か行動しなければ取り残されてしまう。
最初は小さくてもいいから、今の現状に不安や不満を抱えているのであれば
すぐにでも何か始めないといけない。
■今を変えたいなら行動しなければいけない
エジソンのような発明家になるのは、今の時代はなかなか難しいかもしれないが、
エジソンのように自分の目的を達成する為の行動力は誰でも身につける事ができる。
行動力を身につければ、明日にでもまったく違う世界が見えるかもしれない。
現に僕も行動したからこそ、今違う世界が見えている。
サラリーマンだけをしていた時の視点とはぜんぜん違う。
それは、行動していろんな人たちから刺激を受けてきたからだ。
スキルや知識が無かったとしても、視点が違うだけで毎日が生き生きして人生が楽しくなる。
まだ行動する事にためらっているあなたは、まずはそこから始めてみるといいかもしれない。