
人生山あり谷あり。
うまくいく時があれば、うまくいかない時もある。
うまくいっている時はうまくいっている時の視点
うまくいっていない時はうまくいっていない時の視点があり
その視点が今後の人生を左右する。
そのポイントを知っていると、大切にするべき事や人が分かり
物事の本質が見えてくる。
人生の中で何度も訪れる山と谷を
どんな気持ちで受け入れて
どんな視点で判断していけば良いのかについて話していきたいと思う。
■うまくいっている時の視点
うまくいっている時というのは
お金も人も集まってくる。
あなたの噂を聞きつけて、お得な情報があると言って
いろんな話が次から次へと舞い込んでくるような状態になる。
そんな時ほど慎重にいかないとダメだってことは
だいたいの人は知っているし、言われなくても分かっている。
でも・・・お金がたくさん入ってくると自分に自信が出てくるし気も大きくなる。
無意識のうちに大胆になっていて、
調べることもせずに「少しくらい損が出てもいいや」と
うまい話に乗っかってお金を使ってしまうのだ。
そうして無駄な事に手を出して
その悪い噂は一気に広まり、また悪い人が集まってくる。
そうなると本当に良い話がどれなのか判断できなくなってしまう。
注意力が散漫になり、ほんの少しの油断が命取りになる事はたくさんある。
うまくいっている時ほど慎重に行動しなくてはならないというのは
堅実で慎重な人物だと周りに知ってもらう事で
信頼を得るきっかけになる事に繋げる意味もあるのだ。
なんでも自信がある時は決断力のある自分に酔ってしまう。
うまい話しほど誰かに相談して慎重に慎重を重ねて判断するくらいが丁度良い。
■うまくいっていない時の視点
何をやってもうまくいかない時は
自分の周りからどんどん人が離れていく。
今まで調子良く近くにいた人は
不調になって不利益な存在だと判断した途端にそっぽ向いてしまうのだ。
自分自身がどんな状況でもポジティブな発言をして
前向きに物事を考えて行動していたとしても
負の連鎖の真っ只中を歩いている人の近くにはいたくないと思うもの。
金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるように
それに群がる人達あっという間にどこかへ消えてしまう。
でも、そんな状況になっても近くにいてくれる人は必ずいる。
人生最悪な時に
そばにいる人
ずっと励ましてくれる人
好不調関係なく今まで通り接してくれる人
不調になった途端に助けてくれるようになった人
一緒に責任を負ってくれる人
無条件に信用してくれている人
そんな人はあなたが一生かけて大切にしなければならない人達だ。
利益関係なく心配してくれて
不利益が生じるかもしれなくてもそばにいてくれる
それは言葉以上に重みのある行動で
今後一生あなたの味方でいてくれる可能性が高い。
だからこそ、あなたもその人たちの味方で居続けなくてはならない。
うまくいっていない時にしか気付けない最大の贈り物に気付いた時
一生の財産を手に入れる事ができる。