
コンプレックスが無い人出会った事は一度も無い。
誰もが何か一つは自分の嫌な部分があって、それを改善したいと思っている。
例えば
太ってきたからダイエットして痩せたい
貧弱な身体だから筋肉をつけてムキムキになりたい
身長が低い
もっとかっこよく(かわいく)なりたい
もっと積極的な明るい性格になりたい
など、身体的な事や精神的な事、物理的に改善する事が困難な場合もある。
そんなコンプレックスが改善されたらもっと良い人生を送る事ができるのに!と思いますか?
実際、自分のコンプレックスが無くなれば
今よりも毎日が楽しいだろうなと思う。
でも、本当にそう思っているようにみえて、人は無意識のうちに
そのコンプレックスを維持しようとしている。
「そんなことないよ」と思うかもしれないが、実際僕の周りにはそういう人が多くいた。
また、僕のそのうちの一人だった。
■僕のコンプレックス
僕のコンプレックスは、自分でその道を選んだのですが、
「転職を繰り返している為、一つ一つの仕事の熟練度が低く、周りの人より給料が低い」ことでした。
計画的に人生設計をして起業への道のりを辿ってきたが
先の見えないこの道で本当に大丈夫なのか・・・
生活していくことができるのか・・・
サラリーマンとして会社に属している方が楽じゃないのか・・・
自分の天職が見つかったらそれに逃げた方がいいんじゃないか・・・など
自分の意思で決めて進んでいるのにも関わらず、
マイナスな方ばかり考えてしまう時期があった。
その中で、今収入が少ないのは起業の準備をしているから
もう少し時期を遅らせてタイミングを見計らっているから
いろんな言い訳を作って、今の自分を肯定しようと必死でした。
夢を語っている時は、みんな興味本位で聞いてくれる。
しっかりと道筋を立てて人生設計しているとなると
当然「すごいね」と言ってくれるんです。
そんな環境が心地よいのと、収入が少ない事を言い訳にできる為
起業するタイミングというのが少し遅くなってしまった。
正直、その当時は臆病だった。
この業種でいいのだろうか?
本当に生活していけるのだろうか?
始めてしまったら後戻りできないけど大丈夫か?
起業してから周りの人に胸を張って説明できるのか?
行動する前から行動した後のあらゆるマイナス要因が押し寄せてくる。
それが怖くて、あえて収入が少ない自分を肯定する為の言い訳をさがしていたのです。
こんな感じでコンプレックスを無意識のうちに維持しようしていたのだ。
■できない言い訳はたくさん出てくる
ダイエットして痩せたいのに痩せる事ができない。
そんな人も、今日はお祝いで食事が豪華だから食べてもOKだったり
明日からするから今日はこれだけ食べようとか
仕事が繁忙期でいそがしいからそれを過ぎたらダイエットしようとか
様々な言い訳をして自分の欲望を最優先にしてしまう。
人間は意識的にも無意識にも楽な方にいこうとするので
自分で「できない言い訳を」無意識のうちに毎日繰り返している傾向にある。
あなたも自分のコンプレックスを肯定していないですか?
この事を認識しているかしていないかによって
日々の習慣が変わり、性格が変わり、人生が変わると思います。
自分自身を律するヒントにしてみてください。