
日本人は基本的に人に触れる習慣がない。
でも、人に触わることは心理学からみると絶大な効果がある。
よくボディタッチが多い女性はモテると言われているが、まさにその通りで
相手に触れる事でその人に対する親近感はアップする。
■人に覚えてもらうには触れる事が一番の近道
コンビニの店員を思い浮かべてほしい。
レジで対応してくれるスタッフはあまり印象に残らない人ばかりではないだろうか。
その中でもお釣りを返す時や商品を渡す時に軽く手に触れる店員は印象に残りやすい傾向にある。
触れる箇所が少しでもあるだけで、その人との距離が近くなるのだ。
海外だとレストランのウェイターのチップをもらえる確率にも影響してくる。
料理を提供する時など軽く相手に触れる習慣があるウェイターとまったく触れないウェイターとでは
約30%もチップをもらえる確率に違いが出る事が分かっている。
■嘘をつきにくくなる
子供が嘘をついているかどうか確認する為に質問する時
子供に触れながら質問するのだけでも効果がある事がわかっている。
触れずに離れたところから質問するよりも、しっかりと相手に触れながら嘘をついていないか
質問する方が正直に答える確率が上がるのだ。
人は触れられる事で心境に変化が生まれ、「嘘つけない」と判断してしまう。
■握手をする時のプラスアルファ
握手をする時、反対側の手はどうしているだろうか?
だいたい何もしていないのではないか。
握手をした反対側の手で握手した手の甲を触ったり、肘に手を添えると好感度が増す。
ただ握手するだけでなく、そのワンアクション加えるだけで
その人を覚えている確率が上がったり、良い印象を残す事ができるようになる。
■触れれば何かが起こる
とにかく相手に触れれば何かが起こる事は確かだ。
会社とかになってくると、気を付けなければいけないのがセクハラ。
男性から女性へのボディタッチは、極力避けた方がいいかもしれないが
だいたいセクハラと言われる人は触り方に問題があるのであって
握手する時に肘をさわったりする程度で訴えられる事はない。
逆に女性から男性へ触る時は、同性からの目を気にしなければいけなかったり
いろいろと日本の習慣的に人に触れる行動事態があまり日常では無い為
うまく触らないといけないが、それを日常に取り入れる事ができれば
家族、友人、恋人や初対面の人など、様々な場面で印象を良くする有効な手段である事は間違いない。
うまく触れる触れないはその人の人柄やキャラなども関係してくると思うが
普段からそれを意識しながら行動してみると、周りの反応が少しずつ変わってくるかもしれない。
興味がある人はチャレンジしてみてください。