
絵を日常の一部として生活することで
心が豊かになり幸せな人生が送れるようになる。
家の中に絵画を飾ったことが無い人も飾ったことがある人も
絵が人生にどんな影響を与えるのか
どのような効果をもたらすのかについて様々な場面に分けてまとめてみた。
■あなた自身に与える効果
絵を飾るだけで目には見えない影響を受けるようになる。
朝起きたらお気に入りの絵が目に飛び込んでくる。
家に帰ってきても絵が日常に自然と溶け込んでいることで
知らないうちに良い効果が生まれるのだ。
・感性が刺激を受ける
絵は見る時の状況によって表情を変える。
嬉しい時、悲しい時、怒っている時
日常のいろんな場面で目の前にある絵の印象が変わる。
嬉しい時はより気分を高揚させたり
悲しい時や怒っている時は気持ちが少し落ち着いたり
人の気持ちに合わせて毎回受ける刺激が違うのだ。
それは精神の安定に繋がり癒しの効果をもたらす。
そうした環境は無意識のうちにいろんな見方ができる感性を呼び起こし
今まで自分の中にあった固定観念や常識から外れた
新たな発想へと繋がる事もある。
・知識が広がる
お気に入りの絵を見つけると
その絵について知りたいという欲求が出てくる。
この絵はどんな画家が描いたんだろう?
どんな意味が込められているんだろう?
絵の具はなにをつかってるのかな?
どんな描き方をすればこんな絵になるんだろう?
数ある絵画の中から自分好みの絵を見つけたのだから
どうせ家に飾るなら絵の内面にまで踏み込んでみたいと思うようになる。
そうして得た知識は、これからさらに芸術を楽しむきっかけになったり
人に伝える事で絵に愛着がさらに湧いてきたり
今見ている世界が少しだけ違って見える経験ができるのだ。
■周りに与える効果
絵は自分だけじゃなくて周りの人にも影響を与える。
一緒に暮らしている家族や家に遊びにきた友人など
絵が飾ってある家が珍しい日本では
その空間を彩る特別な存在があることで、特別な時間を過ごす事が出来る。
・あなたへの印象の変化
あなたのお気に入りの絵を飾っているという事は
それを見た周りの人はあなたの感性に直接触れることが出来る。
もしかしたら今まで接してきた印象とは違う印象を
その絵から受けるかもしれない。
でもそれはあなたの内面を表している別の存在として
新たなあなたの発見に繋がるのだ。
家族にとっても友人にとっても、
それはあなたとより親しくなるツールとなり
それについて話す事で自然とあなたの事を話すきっかけを与えてくれる。
普段自分の事を話さない人だったとしても
そうしたコミュニケーションは人間関係を良くする効果がある。
・表現力や観察力が身につく
絵を言葉で表現するのは難しい。
実際にやってみるとうまく言葉が出てこないものだ。
でも、その絵について話していると言葉に出さないと伝わらないから
思考を巡らせていろんな表現を使って相手に伝えようとする。
色や形、匂い、雰囲気いろんな情報を集める為
観察力も一緒に養われる。
それが幼い子供なら数多くの学びにも繋がる。
■仕事にも役立つ
アートを学んだ起業家が世界に大きな影響を与えている。
そして世界中の企業や教育機関がアートの重要性に気付いているのだ。
・新しい発想や視点、想像力を生み出す
インターネットが普及して驚くほどのスピードで今この瞬間にも新しいテクノロジーが生み出されている。
スマホやSNSといった環境によって世界中の人が繋がり
検索しやすくなった分、誰もが同じツール、情報を持てるようになった。
そうした境界線が無くなる反面、世界中の人達の情報や言語などあらゆる境界線が無くなりつつある。
アートはそうした共通意識から個人的意識と向き合いあらゆる視点から
自ら考え想像する力を養う最適な勉強法ではないかと考えられる。
アートとは全く違う分野だったとしても
考え方の基礎をアートを学ぶ過程で身につける事ができれば
いかなる職種であったとしても、一見関係のの無いような様々な点と点を線に結び、
新たな発見ができるようになる。
全員と同じ考え方をするのではなく
自分独自の考え方を身につける。
そうして生まれたアイデアがこれからの未来を創っていくのだ。
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