仕事のスピードは「やり直し」で決まる ~仕事が早い人・遅い人の特徴~

仕事が早い人は頭の回転が速くて

言われた事をすぐ行動に移せる人を想像するかもしれない。

 

でも、素早く行動したのにも関わらず

最終的に終わるスピードに差がついてしまうのには

頭の回転や行動の速さが関係しているのでは無い。

 

後からスタートしても最初の行動一つで

その仕事が終わる時間が2倍にも3倍も早くなることがある。

 

「自分は頭が悪いから…」

「仕事が遅いから、人よりも時間がかかってしまう…」

 

そんな人程今からお話しする内容は実践的で効果を発揮する。

 

■仕事を頼まれたらすぐ取り掛からない

仕事を頼まれたらすぐ取り掛からない

仕事が遅い人は「やり直し」の回数が多い特徴がある。

 

上司から仕事を頼まれて

「とりあえず作成しながら考える」

そんな安易な行動を取ってしまってはいないだろうか。

 

頼まれた仕事の内容を深く考えずに

とりあえず調べて、とりあえずまとめて、とりあえず提出する。

この「とりあえず」の行動こそが

仕事の遅い人がしてしまいがちな過ちなのだ。

 

その課題にとりかかる前に、まず頼んだ側の意図を汲んで

「なぜこの課題が必要なのだろうか?」

「どうしてこの期限までに仕上げなければならないのだろうか」

そうした事から深堀することで、仕事の意味や意図を理解して

納得した上で仕事を進めた方が生産性がアップする。

 

仕事を頼まれたら、一旦その事について考えてみるか

分からなければ頼んだ人に聞いてみる事から始める事が大切だ。

 

■ゴールから道筋を立てる

ゴールから道筋を立てる

仕事の意図が理解出来たら、次はゴールから設定しなければならない。

このゴール設定を仕事を与えた側の意図と相違が無い事が確認出来れば

それだけでやり直し作業が激減する。

 

多くの人はこのゴール設定が曖昧で、与えた側との相違が生まれる事から

何回もやり直しをしなければならなくなってしまう。

逆に言うと、与えた側も課題の意図を明確に伝えれば

チェックやフィードバックの時間を減らす事が出来るようになる。

 

ゴールを設定した後は、それを達成する為に具体的な課題と解決策を

箇条書きにしてまとめればいいだけ。

 

この作業を仕事に取り掛かる前に徹底するだけで

今まで仕事が遅いと思っていた人も

思っている以上に早く仕事が終わっていく事が実感出来ると思う。

 

このように仕事が遅い原因は作業スピードや頭の回転とは全く関係が無く

課題に取り掛かる前の行動一つで大きく変わる。

これは1日単位では目に見えてスピードが速くなったとは感じないかもしれないが

1カ月、半年、1年と長期的に見た時に大きな差となる。

そこで空いた時間を別の仕事に費やしたり

余裕を持って取り掛かる事が出来るようになるのだ。

 

仕事に取り掛かる前に時間をかけると焦る人が多いが

最初にかける時間を長くして、後の時間を短くする事で仕事の生産性をアップしていけば

思い通りの成果を得られるようになるだろう。