芸術家は時代を創る革命家

芸術家は自分自身の中にあるイメージを具現化させ

様々な方法で世の中へ影響ある作品を送り出している。

それはとても伝わりにくいものもあれば

ストレートにわかりやすく伝わるものもあるが

確実に現代に重要なメッセージを送るツールとなっている。

 

人類が誕生してから、誰かに何かを伝える方法として

身振り手振りから絵を描いて伝えるようになり

そこから共通の言葉を創りだして文字として用いるようになった。

 

文字が出来るとコミュニケーションの幅が広がり

後世にまで技術や歴史を残す技を身につける。

役割分担が明確に出来てくる中、今の社会の原点とも言えるような階級制度が生まれ

様々な試行錯誤を繰り返しながら

地球上すべてを支配するほどの発展を遂げた。

 

これらの背景の中で芸術家が成し遂げた事はなんだろうか?

冒頭でも述べたように、芸術家は自分自身の中にあるイメージを具現化させ

様々な方法でメッセージを送っている。

その時代の背景や歴史を文字や絵、造形物として残した。

目に見える形で次の世代と引継ぎ、その教訓を元に進化し、革命を起こすきっかけを生み出した。

 

芸術家は時代を創る革命家なのだ。

 

■芸術の世界に争いは無い

芸術の世界に争いは無い

芸術家は自分自身と世間との対峙から生み出される矛盾や

喜怒哀楽といった感情、未来への想い、その他にも様々な自由な発想から具現化させる。

それは、事実と想像が入り交じり折り重なって出来る世界。

 

そこには意図的なものでない限り、争いを誘発するような存在は無く

その時代の誰もがそれぞれの理想にも似た希望を追い求めてるものばかり。

 

芸術が世界中の人に伝えているのは

「真実」と「希望」の2つだと思う。

 

真実の中にはその時代の出来事や移り変わり、

人々の様子や街並み、景色など歴史を見る事が出来る。

その歴史から学べる事はたくさんあり

現在は教育という形で世界中の人達が芸術について学んでいる。

 

学問として成り立っているという事は

それだけ知る価値があり、人格形成をする上で重要だという事だ。

今は形式化されていて日本に本当の意味で芸術が必要だと

教えている教師はほとんどいないと思うが

何かを想像して描く、作る、具現化する力を伸ばす為には芸術は必要不可欠。

その創造する力があるから、人類は発展を遂げてきた。

 

希望は今、目の前に無いが「そうなればいいな」という理想を思い描いた先に

創造して具現化させていくきっかけを与えてくれる。

人がイメージ出来る事はどんな事でも実現できるというが

100年前の人達の中に今のような豊かな暮らしを想像していた人がいたから

世界中どこにいても会話が出来て、つながりが持てて、飛行機で飛び回り

宇宙にだって辿り着いている。

今を生きている人も100年先にこうなればいいなという理想を求めて創造し続けている。

 

■芸術家がいつの時代も革命を起こしてきた

芸術家がいつの時代も革命を起こしてきた

世界で活躍している起業家には芸術を学んでいる人がたくさんいる。

レオナルド・ダ・ヴィンチは世紀の天才として知らない人はいないだろう。

最近の代表的な人物で言うとスティーブジョブズは人々の生活に大きな影響を与えた。

その他にも芸術を学んだ経営者は多くの人々の生活を豊かにしてきた。

 

世界に革命を起こすのはいつの時代も芸術的要素が関係している。

 

ではなぜ芸術を学んだ人が革命を起こすのだろうか?

ここまで生活が豊かになって、先進国に至っては

着る物、住む場所、食べる物は飽和状態になっている。

だが、満ち足りた生活が実現していく一方で

地球温暖化、少子高齢化、貧富の差の拡大、国際紛争など

豊かな暮らしの代償として多くの問題が勃発しているのも事実だ。

 

何かを解決したら、また新しい問題が発生する。

そうして、進化し続けなければ退化の道に進んでしまう。

「変わらないといけない」状況で世界はまわっている。

 

その変えるべき問題が起こってからでは対応が遅く

これから問題に成りうることを先読みしていく想像力が必要になってくるのだ。

全てが急速に変化している中で、人の「新しい見方」が世界をリードしていく力になる。

 

芸術には、豊かな想像力から多くの問題解決の糸口や仕組みを見つけ出し形にする学びがたくさんあり

それがイノベーションを起こす事が出来る人材へと成長させているのだ。

 

■人間の創造力はAIには真似できない

人間の創造力はAIには真似できない

2045年にはAI(人工知能)が人間を超えると言われている。

映画のターミネーターのように機械が人類と敵対するような世の中になる可能性も十分にある。

それは、AIが人間が真似できないような計算や分析を一瞬にして解読する事が出来たり

合理化を最適化する事で不合理なものを排除していくからだ。

 

でも逆に人間がAIに真似されないものもあり、それが芸術という分野においての人間の想像力だ。

人がイメージする事は不合理な事ばかり。

到底実現する事は難しいだろうという希望から生み出されるものがたくさんある。

人が生み出す想像力が無いと、そもそもそれを実現する為の計算も分析も出来ないのだから

0から1を生み出す最初の原点に関しては人間にしか出来ないのではないだろうか。

 

一見「無駄」と思える知識や行動から生み出されるエネルギーが

身近な何かを変えるきっかけになる事は多い。

その「無駄」がAIには出来ない。

無駄を排除して進化し続ける為、もしかしたらAIにしか出来ない発想というものもあるのかもしれない。

その両方が存在する事で、さらなる発展を遂げていくのではないだろうか。

 

■芸術家は国の文化を創る

芸術家は国の文化を創る

芸術はその国の文化に大きく関わっている。

どの国を見ても街並み、建物の色や形は異なり

料理、風習などもまったく同じものは存在しない。

 

日本は島国という事もあり、どの国とも違う独自の文化を作っている。

お寺や神社、瓦屋根の家の風景、そこから生まれる美の感覚は

木や花などの自然もとりいれている。

その国の芸術が人々の生活に大きく影響を与えているのだ。

 

現代で言うと「漫画」という分野は、もはや日本の文化といっても過言では無いと思う。

第9番目のアートとして世界的にも認められつつある。

 

このように芸術は国の文化や風習に大きく関わっている。

その文化が世界との繋がりを生み、距離を近くする事でそれぞれが歩み寄るきっかけにもなる。

世界的な平和にも繋がるのだ。

 

今まで述べた内容からも、芸術が人に生活に世界に与えている影響は大きい。

 

芸術家が創る人の心に響く作品はどの時代でも必要とされ

人々の生活をより良い未来へと導く重要な役割を担っている。

その誰もが歴史に名を刻む可能性がある革命家なのだ。

家なのだ。