口コミサイトやランキングサイト、比較サイトなど便利な環境の裏側にあるデメリット

インターネットが普及していろんな口コミサイトやランキングサイト、比較サイトが増えてきた。

どこかご飯を食べに行こうとした時に「ぐるなび」などで検索して

良い店を探す人は90%以上だと言われている。

また、旅行に行く時もホテルの金額を比較して

どのサイトが最も安く泊まる事が出来るのかといった事も瞬時に分かる時代だ。

 

そうした便利なサイトを利用出来る世の中になり、一見良い事だらけの環境のように思えるが

実はこのようなランキングや比較サイトが蔓延している事によって

人間の能力や判断力は低下しているのではないかと言われている。

 

便利な環境には必ずメリットデメリットがあり

そのデメリットの部分をしっかりと把握していないと思わぬ落とし穴が待っている事実を知らなくてはならない。

 

■口コミサイトに操られる日本人

口コミサイトに操られる日本人

彼氏彼女とデートをする時、会社の飲み会をセッティングする時

口コミサイトのレビューや点数を見て決めるという人はどれくらいいるだろうか?

おそらく今の2030代の年齢の人達に限るとほぼ100%に近いくらいの確率で

そうしたサイトを見て判断するという結果が出ると思う。

 

日本の外食業界は世界から見てもトップクラスの味と安さを誇っていて

消費者の評価も世界一厳しいと言われている。

「美味しくて当たり前」であり、美味しいだけじゃないプラスアルファを求められる飲食店は

必然的に味も見た目も価格もどんどんレベルが上がっていく環境になっている。

 

どこに行ってもある程度美味しいが約束された中、

口コミサイトによる評価が数値化して見えるようになる事で

多くの人は自分の美味しいや良い店の基準を失いつつある。

「不特定多数の人達によって評価された点数の高いお店=良い店」

これが今の飲食店の良し悪しを決める基準であり方程式になっているのだ。

 

■自分の判断が曖昧になる

自分の判断が曖昧になる

このような環境によってどんな現象が起こるのかと言うと

今まで自分が美味しいと思っていたお店、サービスが良いと思っていたお店が

点数が低かったり、辛口のレビューがたくさんあったりすると

今まで自分は良いお店と評価していたのにも関わらず

「実はあの店は悪いお店なんじゃないか?」と簡単に自分の評価を覆してしまう。

 

人によって良い悪いの基準は違っていて、それに合わせてコンセプトを決めているお店があるにも関わらず

多くの人の多数決のようなシステムが本当に良い店を悪くしてしまっている可能性は十分にある。

また、周りに合わせる文化が定着して、ただでさえ発言力や自分を表現するのが苦手な日本人が

余計に足並みを揃えて自分の意見をはっきりと発言するのを抑制するきっかけになりかねない。

 

日本人の判断基準はこうした口コミサイトに操られていると言っても過言では無い。

 

ランキングや評価の点数、比較サイトによって自ら考えて発言する事が少なくなる事は

本当に良い環境だとは言えないと思う。

こうした周りの評価に惑わされない自分の考えを持つ重要性に日本人は気付くべきであり

あくまでも判断基準の一つとして扱う共通認識が必要になってくる。

これだけ浸透してしまった後に、この環境を変えるのはかなり難しいのかもしれないが

一人でも多くの人がこの事実を知って自分の判断基準を養い

自らの考えを発言する意識を持つべきだと思う。