最悪な状況だからこそ大胆に行動できる

僕が新入社員として初めて入社した時に起こったリーマンショック。

これによって海外や国内の企業は大きなダメージを受けた記憶もまだ新しいだろう。

そんな企業ほどでは無いが、これによって僕もダメージを受けた。

■社会人になって初めての大きな選択

もともとウエディングプランナーになりたかった僕は

結婚式場を中心に就職活動をしていた。

そのうちの1つの会社が、これからウエディング業界へ進出していく準備をしていて

大阪に安藤忠雄(世界的に有名な建築家)がデザインした結婚式場をオープンすると

面接の時に聞き、そのビジョンや人事の方が魅力的だった為

そこから内定を貰ってすぐに入社する事を決意した。

これから自分の目標に向かって希望に溢れながら新入社員研修を受けに出社すると

人事の担当から話があると呼び出された。

人生の大きな選択

「実はリーマンショックでウエディングの事業をする協力会社が倒産してしまった」と言われた。

会社としても今別の会社を探してウエディング業界に参入する事はリスクがある為

見通しはまったく立っていないと報告されたのだ。

人事担当の人も予期せぬ事態に困惑しているのと、

僕の入社した理由がウエディング業界に参入する事が大きかった為

これからどうするかの選択を迫られた。

 

辞めるという選択もあったのだが、このタイミングでもう一度就職活動をするリスクを考えると

この会社でサービスを学びながらチャンスを待つ事を選択した。

また、その時の人事担当だけでなく、その会社のトップの人たちは魅力的な人ばかりで

その人たちと一緒に働ける事に希望があった事も残った大きな理由である。

 

■沖縄で得た経験

そこから地獄の新人研修を3カ月間やり抜き、それぞれの配属が決定した。

沖縄の新規オープンするホテルで働く事が決定したのだ。

人事の担当がホテルだとウエディングがあり、今回そのウエディングでの配属は無いが

そこで働く事でチャンスがあるかもしれないと考えてくれて沖縄の話を持ち掛けてくれた。

wedding

新しい土地で新しい生活をする事にワクワクした。

実際に沖縄での生活は何もかも新鮮で楽しかった。

業務は週に1回しか休みは無く、立ち上げでバタバタしていた事もあり

毎日12時間以上は働いていたと思う。

 

ボーナスも雀の涙しかなかった。

それでもその時の生活に満足していたし、不自由なく暮らしていた。

沖縄は車が無いとどこにもいけないので、人生で初めて車を購入したり、

泳げないがシュノーケルも経験したり、

沖縄のカフェ巡りや地元の人しかしらない美味しいお店にいったり

その時の経験は今でも良い思い出ばかりで、いつかまた沖縄で生活したいと思っている。

 

その時に出会った人たちの影響で、自分で会社を持ちたいと心から思い。

起業家になる為にはどうしたらいいのか模索し始めた。

自分でビジネスを持つ事に必要な知識や経験を積む方法を必死に調べた。

その結果、まずは物を売る能力を身につけないといけないという答えに達し

2年しか働いていなかったが思い立ったら即行動。

会社に辞表を出し、神戸に戻って営業会社に入社する為に転職活動を始めた。

ピンチはチャンス

■ピンチはチャンス

もし、一番最初に入社した会社でウエディングのプロジェクトが順調に動き出して

希望の職種に就いていたらこの選択ができただろうか。

大手の会社に入社して、お金がたくさん入ってくる環境だったら安易に手放せただろうか。

たぶん、どこかしらで躊躇していたに違いない。

環境的には満足していたが、これ以下は無いとも思っていた。

 

失う物が何もなければ、次のステップへ簡単に踏み出すことができる。

最悪な状況だからこそ大胆に行動できたのだ。

全て偶然だがその時の選択は間違っていなくて、その選択によって後々大きな挫折を味わったり

様々な悩みが出てくるのだが、それも今では必要な経験だったと胸を張って言える。

今現状が最悪な状況の人はチャンスだと思った方が良い。

それ以上失うものが無いのであれば、行動するしかないのだから何でもできるはずだし

現状に満足していないのであれば、行動するべきだと思う。

当時の僕と同じように。