災害大国日本の緊急時におけるオンラインとオフラインの使い分け

日本は地震、津波、台風といった天災といつも隣り合わせの生活を送っている。

数年前の東日本大震災によって原発問題に発展したり

台風や地震によって停電や断水したりとライフラインに多大なダメージが残る出来事が増えた。

 

そうした天災によって一部の職業の人達だけが被害を受けるのではなく

水道、電気、ガス、交通機関が使えなくなる事で全ての人達にとって

生活そのものを脅かされるような事態になっている場面が多く見受けられる。

 

インターネットやAIの技術発展によって自動化が進み、便利な生活を手に入れている反面

最近の天災によって電気がストップする事でオンラインで動いているもの全てが動かなくなる事は

その便利さが全て使えなくなってしまうという事となる。

それによってオフラインの重要性を再認識した人も少なくないのではないだろうか。

 

今回は災害大国日本の緊急時におけるオンラインとオフラインの使い分けについて考えていきたいと思う。

 

■電子マネーの弱点

電子マネーの弱点

ここ最近発生した関西で記録的暴風雨に見舞われた台風や北海道で震度7を記録した地震で

人々を困らせた原因の一つが停電だ。

電気が長時間ストップするというのは、今の生活の中でどれほど重要だったかを再認識した人も多いと思う。

 

暑さや飢えを凌ぐ為にコンビニやスーパーマーケットに行っても電気が止まっているから

電子マネーが使えないという場面が多く見られたが、

幸い日本では外国と比べてまだまだ現金が重要視されている分、オフラインでも使えるレジが功を奏した。

もし、これが中国や韓国のように8割もの国民の人が電子マネーを使っている国だったとしたら

今以上にパニックを起こしていたに違いない。

 

今まで日本は他の国に比べて遅れていると言っていた人達も

災害時においては現金というツールはかなり重要視される事に気付いたはず。

日本特有の文化が現金の信用性を高めているという事もあるが

全てを電子マネー化するような働きは継続しなければならないが

日本だからこそ今後別の方法で見直しをしていった方がいいかもしれない。

 

■予備電源の確保

予備電源の確保

コインパーキングなどで車を停めている人達は、電気がストップする事で車を駐車場から出す事が出来なくなった。

車通勤の人や会社の営業ツールとして使用している人達にとっては、かなりの不利益を生じたに違いない。

 

そんな中、駐車場の中には電気がストップしても予備電源を持っている精算機を使用している場所もあり

そこでは数時間ではあるが通常通り運用できていたそうだ。

何か緊急事態が起こった時には、緊急性のある行動が強いられる場合が数多くある。

その時の為にも予備電源を確保しておける仕組みを様々な場面で作っておくことが

日本では特に必要になってくるのかもしれない。

 

このように全てをオンライン化させる事はメリットが大きい分デメリットやリスクも大きくなる。

必ずオフラインをどこかに確保しておかないと、まったく機能しないという事態になりかねない。

これからどんどん科学技術が発達していく事を考えても

国民一人一人が災害時のリスク管理をしておかなければならない時代だと認識する

必要があるのではないかと思う。