差別化されたコンセプトが差別化された商品を作る

差別化された魅力のある商品を作れば利益を得る事ができる。

それは当たり前であり、企業は日々魅力的な商品開発に取り組んでいる。

だが、その商品を作る為に最も必要なのがコンセプトだと僕は思っている。

 

同じ業種であったとしても、魅力的なコンセプトを掲げ

それに沿った商品開発をすれば必然的に人々が求めている商品が作れたりサービスに繋がっていく。

 

■くら寿司と他の回転寿司チェーン店の違い

100円の回転寿司は誰もが1回は行った事があるだろう。

人それぞれ好みがあって、立地などの関係もあると思うが

毎回行くお店はだいたい決まっている人が多い。

 

かっぱ寿司やスシロー、はま寿司などいろんな競合がひしめく中で

他のチェーン店としっかり差別化されたのが「くら寿司」だと僕は思っている。

 

「安心・おいしい・安全そして楽しい」をコンセプトに合わせて

様々なアイデアを具現化し、全国300店舗以上あるにも関わらず

安定したサービスを提供できている。

 

メニューの数は200種類以上あり、化学調味料などを使わないように徹底している。

回転寿司はずっと回り続けているネタなどは鮮度が落ちてくるものだが、

「鮮度くん」というお皿にカバーをつけることで、不衛生さを一新した。

「ビッくらポン」というお皿を5枚入れると、液晶画面で当たり付きのガチャが

手に入るゲームがあるのも、他には見ない特徴的なサービスだと言える。

 

こうしたコンセプト通りのサービスや商品を提供する事で

小さな子供連れの「家族層」は安心してお寿司を楽しめる環境が作れていると思う。

 

今の時代衛星管理がずさんになってしまうニュースなどが後を絶たない。

そんな状況を逆手に取り、いかに「おいしいお寿司を安心安全にに楽しんでもらえるか?」

その問いに対して問題解決をした結果が今のスタイルに繋がっている。

くら寿司

■他のお寿司チェーン店とは異色を放つ「魚べい」

「魚べい」というお寿司チェーン店をご存知だろうか?

他の回転すしチェーン店とは少し違っていて、

これからの時代に合ったサービスを提供しているお店の一つだと僕は思っている。

 

「おいしさ・楽しさ・スピードを追求し続け、次世代の寿司業態を目指す」というコンセプトを掲げ、実際にそれを体現している。

まず、レーンはあるのだがお寿司は回転していない。

各テーブルに設置されてあるタッチパネルから完全オーダー制の注文方法となっていて

高速レーンで商品が各テーブルに運ばれる仕組みになっている。

 

まず、この時点で完全に衛生的にクリアしたお寿司が提供できている。

店内も清潔感があり、今までの寿司チェーン店にはないスタイリッシュな作りだ。

商品開発にも力を入れていて、定番メニューから魚べいならではのオリジナルメニューも数多く取り揃えている。

他のお寿司チェーン店のメニューと少し違ったお寿司を楽しみたい方にはそこもおすすめポイントだ。

 

完全オーダー制の為、回転させない分ロスが少なくなる。

注文を各テーブルからお客様自身でしてもらう為、ホールの店員は必要最低限の人数に抑えている。

スピードを追及していて、注文してからレーンで流れてくる時間も本当に短く、

店内は満員にも関わらず、注文を待つという感覚はほぼ無かった。

 

清潔感やスピード感に特化した新しいスタイルのお店である事は間違いなく

今後急成長してくるのではないかと個人的に感じている。

魚べい

■コンセプトの違うお店の共通点

この2店舗はどちらもお寿司チェーン店という競合ひしめく業界ではあるが

どちらのお店もコンセプトを基に商品開発、新たなサービスを創りだしている。

どんな業種であったとしても、他と差別化されたコンセプトを打ち出す事が出来れば

差別化された商品開発やサービスに必然的に繋がってくる。

 

今までもこれからも、その企業の色を出すのに一番重要なのは

企業理念であったり、お店を作る時に決めるコンセプトだ。

それを決めたらブレずに追及し続ける事で、他には真似できない

独自の道を進む事ができるようなる。

もしかしたら、このコンセプトが出来た時点で企業の明暗は決まっているのかもしれない。