ターミネーターの世界は実現しない!ほとんどの人が知らないAI(人工知能)の実力

2045年にはAI(人工知能)が人間の知能を超えると言われている。

今から約30年後の未来には、ロボットが日常に溢れていて

無くてはならない存在となっている事で今と全く違う環境になる事が予想される。

 

今大きく取り沙汰されている事で、人間の仕事のほとんどが

AIの発達によってなくなってしまうのではないかと言われていて

ロボットの普及によって便利な世の中になる反面、当然そうしたデメリットの部分にも目を向けられている。

 

これによって多くの人が想像するのが

映画のターミネーターのように知能が発達したロボットが人間を滅ぼすような事が

現実として起こってしまうのかという事である。

 

人間VSロボットの全面戦争なんて未来は誰も望んではいないが

ロボット側から人間を排除するような感情を抱く可能性があるのであれば

テクノロジーの発達が必ずしも良いとは限らない。

 

でも、現時点でターミネーターのような世界は実現しないという見解がある。

今回はほとんどの人が知らないAI(人工知能)の実力について話していきたいと思う。

 

■計算速度だけでは意志や感情は生まれない

計算速度だけでは意志や感情は生まれない

コンピューターは生まれてから今現在も常に進化を続けている。

具体的に何が進化しているのかというと「計算速度」だ。

 

この計算速度がどんどん上がっていくにつれて

コンピューターが自分で何かを考えだすようになっているのではないか

と言われているのだが、現実としてそれはありえない。

誰もが考えている自分の意志や感情を持ったロボットを実現しようとしたら

計算速度以外の能力が必要になってくるからだ。

 

その能力というのは、人間だけが持っている「好奇心」という感情になってくる。

 

囲碁や将棋の世界ではAIがトップの実力を持っている人間のプロと闘って勝てる事実がある。

だが、それもコンピューターが今までの経験を元に何億、何兆というパターンの中から

最適の一手を瞬時に判断する事が出来る計算速度という能力があるからこそ成しえている。

だが、そこに他の要素を持ち込んできて別の事象から新たな「気付き」を

コンピューター自ら出来るのかというと今の研究からは考えられないとされている。

 

結局、計算速度が速くなったコンピューターの事をAIと世間は言っているが

実際に意思を持って決断している訳では無いという事だ。

 

■人間の感情は表現できるのか

人間の感情は表現できるのか

人間は感情は何なのか?どうやって生まれるのか?という事を

脳科学者たちが研究をしているのだがいまだに解明出来ていない。

人間が解明できていない事をコンピューターにプログラムする事は出来ないから

自ら何かを生み出すロボットを作る事は出来ない。

 

ただ、人間のような楽しい、怒り、悲しいといった感情を表現する事は出来る。

どんな時にどんな表情をするのかという事は

多くのパターンをプログラムする事で実現可能にはなる。

でも、それは感情や意志を持ってその表情をしている訳では無いのだ。

 

逆に人間が何かに興味を持つことや気付きを持つことを

コンピューターにプログラムする事が出来れば、ターミネーターのような世界が

起こりうる可能性が十分に出てくるが、現在その人間の好奇心や気付きの

アルゴリズムを解明しようとしている人はいない為

今から30年後にそうした未来になる事は無いと言われている。

 

もしかしたら100年後にはそうした事が解明されていて

ロボットにも自ら何かを生み出す能力が備わったのであれば

それは人間を遥かに超える能力を持った生物に近い無機物の誕生と言っていいだろう。

 

果たして人間だけが持つ感情を解明する事が未来を良くする事に繋がるのかは分からないが

その知的好奇心を止められない人間は、その未知の領域にいつかは辿り着く時がくるだろう。

そうなった時に初めて、ロボットと人間との関係を見つめ直さなければならないかもしれない。